「応挙と芦雪(ろせつ)展」 [美術]
奈良県立美術館です。
キャッチコピーが「天才と奇才の師弟」
「なぁるほど」でした。
応挙の緻密さに対して芦雪はダイナミックというかおおらかというか。子どもの表情などもほんわかとしていてそれが観ている者をリラックスさせてくれます。
「プライスコレクション」では全体の作品の多さに紛れてしまっていた芦雪の作品のユニークさを改めて感じました。
掛け軸の長さに合わせた縦長の富士山。「富士越鶴図」
紙(布?)には入りきってない牛の正面図「牛図」(プライスコレクションの「白象・黒牛図」を思い出させます。)
「虎図」はとびかかってきそうなダイナミックさ。
そのダイナミックさに対して有り余る空間を残しての応挙の構図。
こんな師弟もあるんですね。
前期と後期では総入れ替えの展示なんでしょうか。これではもう1度足を運ばなくては、という感じです。
今回は応挙の作品が地味目なのが多かったので余計に芦雪が目立ってしまった感じでちょっとお気の毒。(笑)
数年前の円山応挙展を必死で思い出しています。
うーん。ろせつ・・と読むのか。
知らなかった。。。
最近美術鑑賞から遠ざかってるので心が枯渇してるかも。
by 姥桜 (2006-11-01 16:35)
私も知りませんでしたよ。
美術鑑賞でなくってもそのほかで潤ってたらいいですよん♪
by つぐみ (2006-11-01 16:38)