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メアリー・カサット展 [美術]

 
 
 
 
 
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母子像が多いですね。 観ているだけで幸せな気分になります。
 
ドガとは交流があったようですがドガの死後手紙を全部処分してしまったので詳細はわからないそうです。ドガは踊り子ばっかり追いかけているのかと思っていましたがあくまでも作品の為だけだったのかもしれないですね。
 
エッチングの展示も多くて私はエッチングの方が好きでした。
 
姉が機織りだったか?している絵があるのですがその顔はまるで生きている人みたいでした。写真でもなく絵でもなくとても丁寧に描かれていて情愛に満ちた絵だと思いました。
 
アメリカから単身パリに渡るものの、美術学校は女性を受け入れておらず、美術館で模写をして技術を磨いたそうです。 
 
 
  
 
下の写真に写っている絵 「桟敷席にて」 が有名で日本で初公開なんだそうです。 遠くの席の男性が舞台をみないでこの女性を見ている姿が小さく描かれていて笑えます。
 
この絵、肖像画や母子像から異質な感じがしています。 革新的な女性像の絵なんだそうですがこういう感じの絵は他にもあるのでしょうか?みてみたいです。
 
 
 
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彼女が持っていた屏風が代々受け継がれて美術館に寄贈されていたそうです。それが素敵でした。 少し色あせているのかもしれないけれどずっと眺めていたくなるような琳派的な秋草の屏風でした。  
 
 
浮世絵に感化されたあとの版画もまるで日本画をみているような感じでした。
 
 
9/27から開催されているので2日目に行ってきた次第です。 10月に行こうと思っていたら河井寛次郎展に行くことになったのでこちらへも行ってきたわけです。
 
この日はお昼頃から雨が降り出して京都駅からいつもだったら地下鉄に乗るのですが駅から歩くことを考えるとバスで美術館のそばまで行った方がいいな、と思いバス移動にしました。 急行がまもなく来てしかもすいているバスに乗れたのでラッキーでした。  所要時間的にはほぼ、同じです。30分近くもバスに乗るのは嫌だと敬遠していたのですが、すいていたせいかそんなに苦痛でもなかったです。
 
美術館を出ると向かいの停留所にバスが停まってました。でも道路を渡らないと乗れないので無理だなぁ、と思ってたのです。ところが道路を走って渡ったらそのバスに乗ることができました。ひょっとして走る姿が見えて待っていてくれたのでしょうか? 乗ったこのバスもまたすいていて座れました。
 
この日はバスがラッキーな一日でした。 
 

 
 

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河井寛次郎展 [美術]

没後50年の記念の展覧会ということで美術館「えき」KYOTOで開催されています。

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記念館にも何年か前に訪れていたし、展覧会にも行ったことあったのでパスつもりだったのですが招待券が郵送されてきました。 実は他の展覧会の招待券を希望していたのですが何らかの手違いでこちらが当たったようです。せっかくなので予定を変更して行ってきました。

才能がある人はなんでもできるなぁ、といつもの感想です。

陶芸だけでなく木彫もされているし、金属でキセルも作ってしまうし、書道も達筆でした。

今回、山口大学に寄贈されていた30代の頃の作品が 初展示ということでした。 知っている作風と違うののもあって新鮮でした。

 

このあと、「メアリ-・カサット展」に向かいました。

 

 


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明日香の彼岸花 [おでかけ]

明日香もほぼ毎年訪れています。

今年はなかなか行けなくて彼岸花も終盤だとは思いながらも行ってみました。

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行く途中から「稲淵地区には駐車場がありませんので路上駐車はご遠慮ください。」という注意書きの立て看板があちこち置いてあってこれは路駐できないな、という感じでした。

案の定、いつも止めているあたりには「駐車禁止」の表示がありました。例年暗黙の了解で路駐が許されてきたのですが今年は完全に駐車禁止となってしまいました。

なので車を降りてその場で写真を撮るしか仕方ありませんでした。

今年はいつもの大きな案山子が真田幸村ということもあったのですが遠くから望遠で撮りました。 

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車の中から撮りました。

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ちょっと降りて撮りました。

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案山子ロードの反対側ですが彼岸花がほとんど咲いてませんでした。もう終わったのかな? 

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祝戸地区で紅白の彼岸花

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飛鳥川だと思います。結構急流なところもあって目を楽しませてくれます。 川沿いに遊歩道があります。

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川沿いになかなか彼岸花が咲いてなくてようやくみつけました。 

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案山子ロード、楽しいのですがもう少しアクセスがいい方法があったらいいのにな、と思います。駐車場がある石舞台から歩くと多分30分はかかると思います。

30分くらいハイキングすればいいんですけれどね。 臨時バスとかあるんでしょうか?来年行くなら歩く覚悟で行かなくちゃいけないみたいです。 そこまでして行くかな?と私は思っています。

 


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没後20年特別展 星野道夫の旅 [あれやこれや]

 
 
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星野道夫さんが不慮の死を遂げられて20年が経つのですか・・・。
当時訃報を新聞で見て絶句したのを覚えています。
十分警戒をされていただろうにこんなことが起こるのかと。
 
そんな思いが展覧会へ足を運ばせました。
朝日友の会で無料だし、というのもありました。

動物写真にはあんまり興味がない方なのですが星野さんの写真は嫌いではなかったです。
惹きつける何かがありましたね。

動物写真家だと認識していたのですが今回この展覧会に行ってみて動物写真家ではないな、と思いました。

アラスカに魅せられてその自然を伝えたい、残したいという思いがまずあって写真はそれに付随するものであったことを知りました。

動物以外の写真もたくさん撮られていてたくさん展示してありました。

その情熱が伝わってきます。
 
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動物の連写写真も何種類か展示してあり、微笑ましい動物の姿に目を釘付けにされます。
ご夫婦でみておられた奥さんが「なぜだか涙が出てくるわ。」とおっしゃってましたが私も同じ思いでした。

43歳という若さで亡くなられたのがほんとに惜しいです。
 
サラッと観るつもりだったのですがなかなか感動的でいい展覧会でした。 動物に興味がなくてもお勧めします。
 
 

真田丸展 [あれやこれや]

大阪歴史博物館で開催中です。  NHK大河ドラマ特別展「真田丸」

写真中央左寄りに小さく大阪城が見えるのがわかりますでしょうか。 

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館内から窓越しに見える大阪城。 

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数々の名だたる武将が 生きていたんですよね。

兜や甲冑を見ると不思議な気分になります。

大河ドラマを見ているので「ふむふむ」という感じ。

関ヶ原の戦いの屏風絵や大坂の陣の屏風絵 も展示されておりこんなに大勢の武士が参加しての戦いだったのか、と感慨深いです。(多少誇張があるにしても。)

大坂の陣の屏風絵には真田幸村も描かれていて拡大表示してありました。普通に屏風絵を見ているだけではわかりません。

平日の割にたくさん来られていて人気のほどがわかります。

 

このあと高島屋で開催されている星野道夫写真展に行きました。また後ほど・・・。

覚え書き


九品寺の彼岸花 [おでかけ]

奈良県御所市にある九品寺(くほんじ)の彼岸花を見に行ってきました。

お天気を気にしていたのですが朝は雨も降っていなくて曇り空だったので行くことにしました。 結構晴れ間が覗いてちょっとびっくりでした。

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道路の工事などで一時はすっかり姿を消した彼岸花。 復活してよかったです。

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近くのたんぼ。稲にピントが合ってしまいました・・・。

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このあたりの田んぼ付近にはあまり群生していなくて ちょっと写真撮りつらかったのです。(と言い訳)

 

別の場所からの大和三山。

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九品寺の門前です。

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無料で開放されているのでありがたいです。 いつもお賽銭を入れて参拝します。  桜の古木もあるし奥の山へ入ると石仏や紅葉の木も多くて葛城古道のの名所です。

いつも使わせてもらってた駐車場が閉鎖されていてあら、どうしよう・・・。 奥へ行くとありましたが駐車できる台数が 減ってました。お彼岸でお参りに来られる方もたくさんおられるので来年からは早く家を出た方がいいみたいです。

 

帰ろうとしたらパラパラ雨が降り出してきて車に乗ったら本降りになってきました。    おぉ!晴れ男の夫に感謝!です。車を走らせると降っていない場所もあったりして雲の状態で地域的な雨だったようです。 


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小林一三記念館 [建築]

 
小林一三は阪急電鉄などを創業した事業家です。
その後宝塚歌劇団や映画会社なども設立していきます。
その小林一三の邸宅だったところです。

邸宅跡は当初逸翁美術館として使用されていて移転後記念館として改装したようです。
増築部分には阪急の歴史を紹介、資料などを展示してありました。 
 
 
 
 
 
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建物の裏側 
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窓の部分の部屋は「雅俗山荘」という高級レストランとして使用されています。 
 
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建物内部 
 
 
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 一三の書斎はおそらく紹介のためのの撮影に使われていたようで覗いただけでした。
 
 
 茶室
 
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白梅館では一三の業績が展示してあります。
阪急電車の車両を模してありました。
 
新旧の阪急のマーク 
 
  
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昨年だったか、ドラマが放送されて小林一三を少し身近に感じたものでした。
なんだか発想が凄かったです。 周りに反対されても信じて突き進む、そんな信念があったから成功したのでしょうか。
時代を読むセンスもあったのでしょうね。
 
 
 
 
 

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近現代絵画サロン 情熱と想像のコンチェルト [美術]

大阪府池田市にある逸翁美術館に行ってきました。

2016年秋季展です。 

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こちらは初めての訪問です。

 

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あまり情報がないのとお茶関連の展示が多いのかと思ってました。 たまたま手に取ったチラシで今回は近現代画ということを知りしかも私好みのラインナップで 行ってきた次第です。

有元利夫、熊谷守一、三岸節子などなど・・・。

キスリングの花の絵が2点ありましたがこれらは阪急電鉄所有のものとの説明がありました。 

なかなか楽しめました。

 

 

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館内にレストランがあり日替わりランチをいただきました。 あまりに彩りが綺麗だったのでパチリ。 お昼をどこでいただくか迷っていたので助かりました。 美味しゅうございました。

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このあとすぐ近くにある小林一三記念館に向かいました。

 


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20160907 [あれやこれや]

 

中崎町へ行ってきました。 大阪市北区にあり、梅田から徒歩で10分くらいのところにあります。そんな繁華街に近いのに 昔ながらの家々が残っていて数年前からそういう家にお店が入っていて話題になっています。 一度行ってみたいな、と思いながら行く機会がなかったのですが今回初めて行ってきました。

ランチをいただいたお店です。 店の前に人が立ち止まっていたので目にとまったのですがそうでなければ通り過ぎてました。靴を脱いで注文して2階へあがります。

 「べーかりーかふぇ 伊勢屋」さんというお店です。 

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今回いただいたのはスープセット。 ワンコインというお安さです。 女性向けの分量ですがスープたっぷりで結構お腹いっぱいになりました。 

卵焼きのサンドイッチも美味しそうです。 卵焼きのサンドイッチって東京あたりではあまりないそうですね。 大阪でも数少ないです。 子供の頃の卵サンドって卵焼きだったような気がするけれど・・・。 いつ頃からか、ゆで卵のサンドイッチが多くなりましたね。 

 

もっと町並みの写真を撮っておけばよかったのですがこんな感じです。 

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路地へ入っていけばいろいろお店もあったのでしょうが1人だったのでお店に入りにくいかと思ってあまりうろうろせずにここをあとにしました。

 

 

ここから西へ歩いて行くと茶屋町あたり。 LOFTや毎日放送や安藤忠雄さんが設計されたビルなどがあります。 

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大阪市内へ出たので前日の夕刊で気になっていた雑誌 「LEE 10月号」を買おうかと本屋さんに立ち寄りました。

 

リサ・ラーソンの大小ポーチが付録でついているのです。 大きさ的に私が使えるサイズだろうか?と思いながら迷ってました。

そして帰る途中、寄ったお店では売り切れ。  そっかぁ・・・。 そうなったら余計に欲しくなってしまいました。

スマホで確認したらアマゾンではまだ在庫あり。  外出先で注文することはしたくなかったのでとりあえず家に帰ることにしました。

そして家の近くの「セブンイレブン」に行ったらまだ数冊ありました!  というわけでゲットした次第です。 (今アマソンで確認したら在庫ありました。きっと大きいお店だったらまだあるんでしょうね。)

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2つセットなのでやっぱり生地はちょっと薄めです。 まぁ何かと使えるかな?

このポーチの「売り」がこのファスナ-についている金具です。↓ 

 

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大阪市内へ行くとドラッグストアに行きます。 いろいろ調達したいものがあったりするので。 同じチェーン店でも場所によって値段が全然違います。

ずっと探しているのが 「ソンバーユ」 という馬油なんです。 中国人が買っていくようで品切れ状態でなかなか手に入らないのです。 他のメーカーのもあるようですがこだわりたいのです。 

入ったお店で「安い!」と思ったらパッケージはそっくりなのですがメーカーが違いました。日本製なんですけどね。 思わず買うところでした。  

そしてこれまた家の近くのドラッグストアに行くとありました。 珍しいです。 以前も行ったことはあったのですがそのときはなくてお店の人に聞いたら品切れになって注文してもなかなか入ってこない、ということだったんです。

 

いろいろお買い物できました。 そんな一日でした。

 


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「朝鮮時代の水滴―文人の世界に遊ぶ」 [美術]

 
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チラシを見て行ってみようかと・・・。
所蔵品の展覧会なのでお値段もお安かったです。通常800円ですが朝日メイトで600円でした。
 
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小学生の頃、書道セットに何故か水滴がセットされていたような気がするけれど記憶違いでしょうか。
子ども心に「これは何する物?」と思ったのです。
硯に水を入れる物らしい、と知ったのですが「あの小さい穴からどうやって水道の水を入れるのだ?」と不思議に思っていたのでした(笑)
こんなことを思うのは私だけなんでしょうか?


話が横道にそれましたがそんな風に水滴になにかしら郷愁を覚えたのでした。


今回は朝鮮限定の水滴ですがそれなりに楽しんできました。
本来、もっといろんな形があるかと思うのですがこれらはコレクターの趣味で収集されているので比較的おとなしめの物が多かったように思います。
もっとも、これらが主流だったのかもしれませんが。
 
下の写真にあるようにドーナツ型にはちょっと驚きました。 
 
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小さいサイズの物を想像していたのですが急須より大きい物もあったりして両手で持たないと持てないでしょう。
飾りという側面が大きかったのでしょうか。


日本の水滴を集めている人はいないのかなぁ?
比較してみたいですね。



今回も写真OKのコーナーがありました。
 
書道をするときに必要な物をそろえてあります。 
 
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筆立ても兼ねた水滴。 一辺が15cmくらいあったかなぁ? 結構大きめでした。 
 
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そしてそして・・・
 
数年前、ある展覧会に行きそびれていて気になる芸術家がいたのですが名前を失念してしまったのです。
朝鮮の陶磁器を研究した人らしいということは覚えていたのですが 今回その人の絵とともに水滴が展示されていました。
 
浅川伯教・巧 兄弟とわかりました。
 
水滴よりも絵の方に魅了されてしまいました。 3点だけだったんですけれど出会えてよかったです。 嬉しい出会いでした。
 
 
  
お客さんはほとんどおらず、ちょっと寂しい感じでしたがゆっくり楽しめました。
 
 

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