SSブログ

2017-01-28 [あれやこれや]

初めて就職した会社の同僚達の同窓会がありました。こうして集まるのは4,5年前くらいでしょうか。 少しずつ自分の時間がとれるようになってきてますから。

入社時期は違ったりするのですがほぼ同級生ということもあって年に一度集まっています。他愛もない会話ですが楽しいひとときです。

今回は倉敷から1人参加者があって懐かしかったです。 会うのは退職以来です。

この日いただいたのは東洋亭のハンバーグランチです。 1番上の写真はトマトです。湯むきしてあってフルーツトマト系のお味で美味しかったです。トマトにかかっているドレッシングも美味しくてトマトがあんまり好きでない私も大丈夫でした。ジャガイモも甘くて美味しかったです。

page20170128a.jpg

 

ハンバーグはアルミホイルに包まれていてそれを破っていただきます。 いつも並んでいてなかなか入れなかったのですがこの日は10時過ぎに高島屋に集合して 即レストラン街へ行き並びました。

 

このあとお茶をして別の場所に移ろうとしたのですが6人だとなかなか席がみつからずこれで一時解散しました。

 

続きを読む


nice!(4)  トラックバック(0) 

ロベール・クートラス  僕は小さな黄金の手を探す [美術]

大山崎山荘美術館で開催中です。

 

20170121a.jpg 

 

初めて名前を聞く画家でしたがなんとなく惹かれて行ってきました。

HPによると 

<フランス・パリ生まれの画家、ロベール・クートラス(1930-1985)は、当時「現代のユトリロ」、「第二のベルナール・ビュフェ」として売り出されました。>

<流行に左右される美術界での活動に苦しみ、画廊を離れ困窮のなかで制作することを選びます。画家が生涯をかけて描いたのは、小さな紙片を独自の神話のイメージや抽象的な模様で彩ったカルト、人間と動物の間のような生物が佇む静謐なグアッシュといった、一見ユーモラスななかに静かな悲しみを湛えた作品でした。>

 

暗い色調が多いのだけれどこちらの気持ちを暗くさせない何かがありました。稚拙な感じもするけれどそれがまた親近感を持たせるのでしょうか? 不思議な感じでした。

初期の油絵で風景を描いた作品が 1点展示されていましたが「ユトリロ」っぽかったです。

館内にはキャプションがなく番号表示だけで題名がなければそれなりに観たらいいのだけれど題名を知りたくなり、展示目録をみて「ふ~ん・・・。」という感じです。

恐らく普通の美術館での展示よりこの美術館の建物にマッチしていて余計に楽しめた気がします。

 

こんな本を借りてきました。

クートラスの思い出

クートラスの思い出

  • 作者: 岸 真理子・モリア
  • 出版社/メーカー: リトル・モア
  • 発売日: 2011/11/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



 

 

常設展示の方ではユトリロやビュフェなどの冬景色の絵が展示してありました。心憎いです。 

 


 

今年のお正月は着物での初詣をしなかったのでこの日は着物を着ていきました。着物だけを撮った写真がないので載せません。悪しからず・・・。

 


「余命半年、僕はこうして乗り越えた!」 西村元一 [本]

 
 
 
 
余命半年、僕はこうして乗り越えた!  ~がんの外科医が一晩でがん患者になってからしたこと~

余命半年、僕はこうして乗り越えた! ~がんの外科医が一晩でがん患者になってからしたこと~

  • 作者: 西村 元一
  • 出版社/メーカー: ブックマン社
  • 発売日: 2016/09/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


 
 
書名はちょっと売り文句ぽくって残念なんですが内容はしっかりしています。
たまたま雑誌でエッセイを読んでいてお名前や内容を知っていました。
そうでなければこの本は手に取りませんでした。
金沢赤十字病院副院長(専門は大腸がん外科医)をされていて職場の病院で体の異変を感じてそのまま入院。
診断結果は胃がん。何もしなければ余命半年。

患者と医者のずれを感じた諸々のことが書かれています。
後半は著者の半生を綴られています。
もうちょっと患者としての治療経過など知りたかったです。
最近は薬が改良されているのか、がんの進行をおさえたり、がんを治したりしているみたいですね。
この先生も手術と抗がん剤などの治療によってがん宣告以来1年以上経過しています。
その間、闘病する中でいろんな波があったようですがこうして本を出されたり講演をされたりしておられるることを思うと薬の威力を思い知ります。
がんと言えば、手術を勧めない近藤医師がおられますがそれを提唱されてからもう20年近く経っているのではないでしょうか。
当時は手術をしないほうがよかったこともあったのかもしれませんが現在ではどうなんでしょうか?
今は抗がん剤の止め時のことを書かれている医師もいます。
 
そしてもうひとつ。
がんを患う前からがん患者や家族の支援場所を作りたいと考えていたそうですが本人ががんとなり、その活動が一気に加速して金沢にはそういう支援場所ができようとしているそうです。
イギリスにはそういう支援場所「マギーズセンター」(呼びかけ人の名前を冠しているようです。)が20箇所もあるそうです。
日本では東京に2016年10月にオープンしたそうです。
もっともっと広がってほしいです。 
 
 
 

「大阪版画百景」 [美術]

大阪新美術館×大阪府20世紀美術コレクション
大阪版画百景 -大阪の版画の歴史をたどる-

s-IMG_20170118_121200.jpg 

阿波座にある大阪府立江之子島文化芸術創造センターで開催されています。

s-IMG_20170118_120952.jpg


ほとんど知られていない建物ではないかと思いますがどうなんでしょう?
かつて大阪府庁内に府民ギャラリーというのがありましたがそこを閉鎖したかわりの施設かと私は認識しています。
ギャラリーという展示空間を提供するだけなくアートを目指す人たちを応援する施設なのかな?

凄く興味があったわけではないのですが家にいても運動不足になるのと無料だったので行ってきました。

s-170118a .jpg 

HPによると・・・ 

「大阪府と大阪市の所蔵品から、大阪を描いた風景や大阪出身の作家など大阪ゆかりのものを中心に、20世紀以降の版画作品約140点と関連資料を展示します。 」

昔の風景の版画は気になります。

赤松麟作という画家の油絵は大阪市立美術館で何度かみていますが版画も製作していたのですね。

四つ橋あたりの風景の版画があってほんとに4つ橋がかかっています。今は石碑だけが残っているそうですが・・・。

たくさんの川を埋め立てて道路ができて近代化されて便利にはなったのでしょうが風情はすっかりなくなってしまってますね。

こんな風景もみられました。地下鉄阿波座駅付近です。

s-IMG_20170118_120746.jpg 

いろんな人の作品が展示されていていました。 山本容子さんのもありました。

私はエッチングが好きかな・・・。 

続きを読む


朝井まかて さんの本 2冊 [本]

時代物は苦手なのですが朝井さんの本は面白いので手がのびます。
年末にに2冊読みました。
 
 


最悪の将軍

最悪の将軍

  • 作者: 朝井 まかて
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2016/09/26
  • メディア: 単行本



江戸幕府五代将軍 綱吉のお話です。
タイトルにあるように「最悪の将軍」。 ほとんど評価されていないのかもしれませんが新しい解釈もあるのかな?と読みました。

兄である四代将軍家綱の急死によって思いがけず将軍となった綱吉。
高い志もなかなか理解されずむしろ曲解されたりしたのかもしれません。

大火や地震、洪水、浅間山噴火、富士山噴火 赤穂浪士討ち入りまでいろいろと起こり普通に政治を行っていてもなかなか民からの信頼は得られにくい状況だったようです。

為政者は孤高なんでしょう。

歴史をよく知っていたらもっと面白く読めたのかもしれませんがそれでも充分楽しめました。
 
 



残り者

残り者

  • 作者: 朝井 まかて
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2016/05/18
  • メディア: 単行本

こちらは江戸幕末のこと。
江戸城明け渡しの際、大奥の女性たちもまた出ていかなけらばならないのです。
そのさなか、用事を思い出したり、大奥にいた猫を探したりして外へ出そびれてしまったりした女性がいてその女性たちのお話です。
一人は最後に確認して出ようとしたのでしょう。

早く出なければいけないのに針競いをしたりして夜を迎えてしまうのですがこのあたりは読み物的だな、と思いました。夜が明けて官軍の人たちが江戸城内に入ってくるので隠し扉や裏道を通ったりして外へ出るのですがそのあたりはスリリングでした。


江戸城明け渡しのこともよく知りませんが確かに大奥の女性も出て行かねばならず大変だったのでしょうね。
反乱も起こらず無事に事が運んだものだと感心しました。
余裕があればそれらのことも知りたい気がしますがなかなかそこまではたどりつかないです。

読み物としては面白かったです。

 
 
 

続きを読む


馬見丘陵公園 [おでかけ]

年末から近所への買い物以外、外へ出ていないので出かけてきました。

駐車場には意外にも車がたくさん停まってました。 暖かいせいでしょうか。

年始に向けて華やかな花壇を期待していたのですが霜にあったせいかビオラ?(あるいはパンジー?)も精彩なくてちょっとかわいそうな感じでした。

s-IMG_5239.jpg

別の花壇ではシクラメンも植えられてましたがこれらも霜や寒さのせいか枯れた感じでちょっと寂しかったです。 シクラメンは室内向けの花なんでしょうね。 

 

 

行った時は曇り空で暗かったです。

s-IMG_5265.jpg

 

鴨かな?気持ちよさそうでした。

s-IMG_5263.jpg

 

広場では凧揚げをしている家族がいました。

ps-IMG_5249.jpg

 

s-IMG_5250.jpg 

高さをかんじてもらうために木を入れたかったのですがフレームにおさめるのがなかなか難しかったです。 

s-IMG_5248.jpg

風に乗って高く上がりきれいになびいてました。 

 

協働花壇だったかな?ボランティア活動団体の花壇だと思います。

お正月らしい花壇です。 

page170104a.jpg

 

s-IMG_5258.jpg

 

ロウバイも咲き始めてました。

s-IMG_5267.jpg

 

真っ白な水仙。

ps-IMG_5268.jpg 

 

「冬来たりなば春遠からじ」 という一節を思い出して調べてみたらイギリスの詩人の詩の一節であることを知りました。てっきり日本の故事ことわざだと思ってました。

これから寒くなりますが風邪などひかないようにしたいものです。