国画会90年 孤高の画家 渡辺貞一 [美術]
国画会90年 孤高の画家 渡辺貞一 ―私の信仰は絵を描くことです―
チラシを見て行きたいな、と思って藤田嗣治展の前に行きました。(どちらを先に観るか迷ったのですが)
暗い絵なのに惹かれます。
実際、背景が黒の作品が多かったです。青森県は積雪量が多くその影響もあるのでしょうか?
青森県出身の画家で関西ではほとんど目に触れる機会がなかったそうです。
京都のコレクターが青森県七戸町に寄贈されたそうです。
東京に住んでいても常に故郷のことを思っていたそうです。
チラシのトップになっている女性像。
厳しい表情のように感じていたのですが実際観て目が合う(?)と微笑んでいるような気がしました。
釘描(ていびょう)という技法の絵もありました。
クリスチャンなのに仏像を描くのはちっともおかしいことではなく造形の美があるから描くのだと解説にありました。何を描こうと自由だと思うけれどいろいろ揶揄する人たちもいたのでしょうか。
画家の独特の生死感からくるのか暗い絵なのに落ち込むことはなく、そこからの力強さも感じられて観に行ってよかったです。
没後50年 藤田嗣治展 [美術]
京都国立近代美術館で開催中です。
藤田の展覧会を観に行くのは何度目でしょう?っていうくらい観てきました。
あれば行きたくなるのです。
今年だけで3回目でさすがにちょっと感動が薄かったです。
2カ所目でもあったのでちょっと疲れてたのもあります。今回初めて展示されてる作品もいくつかあったようです。
「なにわの企業が集めた絵画の物語」展 [美術]
10/18まで堂島リバーフォーラムのギャラリーで開催されていました。最終日直前になんとか行くことができました。
関西経済同友会の会員企業などが所蔵する絵画の展覧会です。24点ですが普段非公開ということで今回は貴重な機会でした。撮影OKでした。
会社が所蔵しているということでその由来も解説してあり、それが興味深かったです。
「軍鶏」山下繁雄 大日本除虫菊株式会社
普段なら鶏の絵に興味を示さない私ですがあの「金鳥」が所蔵していてなんだか納得しました。
「児虎」 山口華楊 丸一鋼管株式会社
これは火事の難を逃れた強運の象徴だそうです。
「未閉几木」 石田光男 株式会社竹中工務店
手前にあるのは本物です。 竹中工務店らしいです。
会期中に、小・中学生向けの対話型鑑賞教室なども開催されていてちょうど小学生が訪問しているのにでくわしました。うるさいかなぁ、と思ったのですが入ってくるなり2つのグループに分かれ専門スタッフとのやりとりをしていたのもあってうるさくはなかったです。
少しその対話を聞いていたのですがこういう授業?は私は受けたことがないのできっと戸惑いますね。でもきっと印象に残る展覧会になることと思います。こういう機会も必要ですね。
好きな絵を2点。
「花」 三岸節子 京阪神ビルディング株式会社
「ばら」 鈴木信太郎 株式会社毎日放送
あまり宣伝も目につかなかったように思いますがそこそこ人が来られてました。 500円は行きやすいですよね。またこんな展覧会を開催していただきたいです。
ウィリアム・モリスと英国の壁紙展 [美術]
ウィリアム・モリスと英国の壁紙展 ~美しい生活をもとめて~
この日は以前勤めていた会社の同期会があり、そのついでに寄りました。 平日の午前中でしたが結構混んでいてちょっとびっくりしました。
今回、版木も展示されていました。明らかに木製なのに表面が金属っぽいので説明を見たら真鍮で加工されている、ということでした。つぶれないように加工されているんでしょうね。多色刷りの版木とその刷った物と展示してあり、興味深かったです。
以前大谷記念美術館へウイリアム・モリス展に行ったのが印象的でいつだったかと調べたら10年前でした! そんなに経つのか、と感慨深かったです。学生の頃にウイリアム・モリスを知りそれ以来ずっと興味を持ち続けています。
4月から7月に大山崎山荘美術館でもモリス展があったのですが行けなかったのでした。
阪急百貨店では英国展も開催されています。 物はいいのはわかっているけれど手が届かないので目の保養です(苦笑)
モリスの壁紙の模様に似せて?作られたセラミックボタンが売られていて思わず買っちゃいました。 マフラーを作ろうかと思っていてそれを留めるボタンにしたいと思っています。ほんとにできあがるかは不明ですが・・・。
藤原宮跡のコスモス (10/13) [おでかけ]
今年も行ってきました。 昨年は行くには行ったのですがタイミングが悪くいい風景には出会えませんでした。
今年はどうかな?と早めに行きましたが結構見頃でした。 もう少し咲くのかな?
この日は青空で雲が綺麗でした。 遮る物がなにもないの空が大きいです。
土曜日だったこともあって思ったより人も来られていて帰りがけには駐車場も満車状態でした。認知度も高まってきたのかな?
でも朝の情報番組で近畿のコスモス畑を紹介されていたけれど藤原宮跡は入ってませんでした。内心よかった・・・と思いましたよ。
ちょっと不便なこともあって紹介しにくいのかもしれません。 今年はいい風景に出会えてよかったです。
馬見フラワーフェスタ [おでかけ]
またまた馬見丘陵公園に出向きました。 コスモスを見たくて。
そこそこ咲いているように思うのだけれどなんだか花同士の間隔があいているせいかちょっとおとなしめでした。
これからもっと咲くのでしょうか?
秋の風情。
ダリア園は咲きたての花ばかりで綺麗でした。
朝早かったせいかちょっと少なめでした。
混んでるかと思い9時前に着くとそうでもなくて人もまばら。 でもどんどん人が増えてきました。雨が降り出す前に帰りました。
たくさんの花を愛で、森林浴もして満足です。
紫舟イズムーあたらしい書 [美術]
紫舟さんという女性の書家の作品展そして展示販売会。阪急うめだギャラリーで10/8まで開催されています。展示販売会なので入場無料です。
お花がいっぱい!
正面からみると平面のように見えますが実は立体作品です。しかも複雑。
チームラボとのコラボ。人があんまり写らないように、と思ったら人で反応するみたいで浮かび上がる文字が少なかったです。
春画をベースにした作品もありました。
立体作品は数百万円、約30~40cm四方の額で40万円弱のお値段。こちらは結構売約済みでした。確かに家にあってもいいな、と思いました。でも絶対値段は上がるでしょうから投機目的の方もおられるのかしら?
阪急百貨店のショーウインドウも紫舟特集です。
馬見丘陵公園 10/1 [おでかけ]
台風一過のこの日、馬見丘陵公園に行ってきました。ちょっと風がきつかったです。せっかく行ってきて写真を撮ったので載せておきます。
コルチカム。ここで初めて見たように思います。
このあたりはジニアだったかな。
ダリア園ではぼちぼち咲き始めてました。中には入れないので外から撮りました。
紅白、寄り添っているようで微笑ましかったです。白が嫌がってる?迷惑?(笑)
いつもの風景
こちらはサルビア。今年はサルビアが多かったように思います。
コスモスはまだポツリポツリだったので撮ってません。
白い萩が綺麗でした。 赤いのは終わりかけで綺麗ではなかったので撮りませんでした。
酔芙蓉 白からピンクに変わっていきます。絶妙な名前です。
キンモクセイも咲き始めていますね。あちこちでいい香りがしています。
ここにはギンモクセイがあります。咲いているのは少しだけ。望遠でなんとか撮りました。
10/6から馬見フラワーフェスタが開催されるようです。 たくさん人が来られることでしょう。
谷崎潤一郎文学の着物を見る [きもの]
アンティーク着物が展示されるということで着物友達と行ってきました。残念ながら洋服での訪問です。
谷崎作品には着物の記述が細かくあるそうで、それを読むと写真がなくてもその当時の装いを再現することができるそうです。
今回それらの再現された装いを見ることができました。
既に本が出版されていてそれに基づいての展覧会のようです。
本に載っている装いはほぼ展示されていました。
もう少し番外編みたいなのを期待していたのですがそれはありませんでした。
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谷崎潤一郎文学の着物を見る: 耽美・華麗・悪魔主義 (らんぷの本)
- 作者: 大野 らふ
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2016/03/29
- メディア: 単行本
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大阪駅 フラワーアートミュージアム2018 [おでかけ]
先日大阪駅を通ったついでに寄ってきました。
ハロウィンのカボチャもありました。
この日は大山崎山荘美術館の「谷崎潤一郎文学の着物を見る」を見に行って来た帰りに寄りました。
展覧会の記事はまた後日に載せます。