横山大観記念館 史跡・名勝指定記念展 [美術]
大阪高島屋で4/1まで開催中です。
どんな展覧会なのかよくわからなかったのでパスしようかと思ったのですが朝日友の会で無料だったのと予定が空いていたので行ってきました。
記念館の写真とか見てもどうなのかなぁ、と思ったりしていたのです。大観の還暦祝いに贈られた他の画家の絵や米寿祝いの揮毫を屏風にした物とか珍しい物が展示されていました。
静子夫人の着物や帯も展示されていました。これらは夫人のためにデザインしたものだそうで外国に行った際のパーティーとかでも着たそうです。シンプルな図案の裾模様(色留袖にあたるのか?)シックではあるけれど気品の中に豪華さもありとてもオシャレでした。
「柿紅葉」(習作)1920年
この屏風がよかったです。有名な「夜桜」とどちらが先なんだろう?と調べたら夜桜は1929年なので「柿紅葉」の方が先に制作されていたんですね。習作ということは別にちゃんとした作品があるのでしょうか?
思ったよりたくさんの展示品でした。
記念館も大観自らデザインしているそうで上野にあるにもかかわらず落ち着いたたたずまいのようです。また機会があれば訪れてみたいと思いました。
大和民俗公園の春 [おでかけ]
桜の開花が足踏み状態ですね。 ソメイヨシノはまだ咲いていないのですがどこかでかけようかと大和民俗公園に行ってきました。
ハクモクレンが咲いてましたが真っ白ではありませんでした。
木陰にひっそりと植えられている椿。 消滅したのもあるようですが花をつけている椿もありました。道路脇に一列に植えてあるのですが品種が違うのが植えられているようです。このまま育ってほしいです。
菜の花にチョウチョ
コヒガンザクラが咲いてました。
カンヒザクラ。 濃いピンクで目を引きます。 花びらが完全に開かないまま散ってしまいます。
いいお天気で風も冷たくなくて気持ちよかったです。
蜻蛉池公園 (3/25) [おでかけ]
毎年訪れている岸和田市にある蜻蛉池公園です。
まずはコヒガンザクラ
カンヒザクラ(陽光) 桜の木の背が伸びたり老齢化?したのか花が少なくなってきています。ちょっと残念です。
いつも見下ろしてみる風景もピンクが少なめ。しかもレンギョウも減ってきて黄色も少なめ。
ベニバスモモは元気♪
このハクモクレンは綺麗でしたが他のは終盤、花が少なめのが多かったです。
トサミズキ、リキュウバイ、レンギョウ
スミレ、野イチゴ?
春らしい菜の花
台風の被害その1 メタセコイアのてっぺんがなくなってました。
台風被害その2 ミモザの木も無残に折れてます。
こちらは大丈夫だったようです。
こうして毎年訪れていると経年変化を見ることができます。 衰退していることが多く感じられてちょっと残念です。でも私の知らないところでいい変化をしているところもあるのかもしれません。
上手に自然とつきあっていけたらいいですね。
驚異の超絶技巧!明治工芸から現代アートへ [美術]
美術館に入って最初の展示品に驚きでした。
魚の精巧さにも驚きですがお皿と一体になっていると知り二度驚きでした。 骨もそうですがしっぽの焼けてひからびた感じも本物そのままでした。現代作家だそうです。他にも現代作家の作品が展示されていて頑張ってる人がおられるんだなぁ、と思いました。普通の木彫の作品がかすんで見えてしまって申し訳ない感じがしました。
「自在」と呼ばれる「動く金工」 鳥の羽とか龍や蛇の胴がが動くらしいです。
「自在」の鳥を模した吊り香炉にもびっくり。香炉を吊すという発想がすごいです。
虫の作品が多くてこれらは遠目に鑑賞(苦笑)
京都にある清水三年坂美術館からの出品も多かったです。 ここへは行きそびれているのでまた機会があれば訪れたいです。
思ったより展示数も多く、また念入りに見てしまうのでちょっと疲れましたが驚きと感動の一日でした。
池坊展 [あれやこれや]
大阪高島屋で3/18まで開催中です。『いけばな大作戦!』
池坊の華展は特に華やかなイメージがあって朝日友の会で無料だったので行ってきました。ビギナーの方の展示もありそれも参考になります。 2年前、たまたま行ったら昔の知り合いの方が展示されていて今回もそれを見に行ったのですが展示が3部に分かれていてこの日はその方の展示はありませんでした。残念。 凄く頑張っておられるんだなぁ、と思っていたのでほんとに残念でした。
『天皇即位の花』復元展示
<池坊には仁孝天皇以降、即位にあたって、いけばなを献上したという記録や、作品絵図が伝わっています。その記録から、「即位の花」の復元作品を特別展示します。>HPより
池坊って新しい流派だと誤解してました。由緒あるんですね。失礼しました。
洋花もずいぶん多くてほんとに華やかでした。 3部に分かれての展示ということは2日しか展示されないということなのですが花の鮮度からするとそれくらいが適当なのかもしれません。 ただピンポイントで見ることになるので展示期間の把握がなされてないとお目にかかれないこともあるわけです。 私の場合部外者なので情報がないので難しいところですね。
石本藤雄展 [美術]
京都国立近代美術館で染織展を観に行こうと決めてから他に何か展覧会がないかと調べたら細見美術館で
「マリメッコの花から陶の実へ 石本藤雄展 ― 琳派との対話 ―」を開催していると知りついでに行くことにしました。
マリメッコのデザインってかわいらしいものが多くて好きです。全部を知っているわけではないですが興味を持ちました。
館内では生地を筒状にしてぶら下げての展示もありました。こういう方法もあるんですね。
数カ所に生地をそのまま下げてありました。
現在はマリメッコを離れて陶芸の仕事をされているようです。
琳派の作品も一緒に展示してあるのですが色は控えめなので石本さんのカラフルな作品にちょっとかすんでしまいました。ミュージアムショップを見るのも楽しかったです。買いませんでしたけれど・・・。
細見美術館。
狭い敷地に建てられているので階段での移動となります。エレベーターもあるようですがちょっと不便ですね。
茶室での展示もあって楽しみにしていたのですがこの日は13時までの展示で行ったときは13:30頃・・・。知っていたらこちらに先に行っていたのに残念。ご縁がありませんでした。
京都の染織 1960年代から今日まで [美術]
染織展ってどんなんだろう?と興味を持ちました。 以前たまたま福本潮子さんの作品展をみて「いいな」と思ったこともあったり、志村ふくみさんの作品もみられるようだったので行ってみることにしました。
会場に着くなり思わぬ作品の展示で度肝を抜かれました。
1階ロビーの作品は撮影可能でしたので撮りました。
下の写真の左の赤い作品は心臓を再現しているようです。写真は側面からですが正面から見るとなるほど、です。
織物でいろんな表現ができるのでちょっとびっくりしました。 どんな風にして作られるのか不思議です。欧米人と思われる方が数組おられました。
ちらしなどは平面で全然その良さがわからないのが残念です。
馬見丘陵公園 (3/9) [おでかけ]
梅が見頃の所が多いと思います。 どこか、遠くでも出かければいいのですがいつも行ってるところになってしまいました。 馬見丘陵公園の梅林は何年か前にできたところで規模も小さいのですが公園を散策できるので行ってきました。
入り口近くのサンシュユ。青空に映えてました。低木はよくみかけるのですが2m以上あるでしょうか。見上げて写真を撮りました。
いつもの風景
青空が綺麗でした。
1本ポツンと河津桜でしょうか。
チューリップが芽を出してました。4月にはまたたくさんのチューリップと出会えるのを楽しみにしています。
今森光彦展 [あれやこれや]
フェルメール展のあと、あべのハルカスで開催中の「今森光彦展」に行ってきました。朝日友の会で無料でした。
今森光彦さんのお名前から昆虫の写真絵本を思い出しました。昆虫は大の苦手なので写真なんてとんでもないです(笑)。 なので全然興味がなかったのですが今回は「オーレリアンの庭 里山のアトリエから」という副題がついていてどうやら風景写真が主なようでした。それならば、ということで行ってきました。
滋賀県の琵琶湖を望む田園地帯にアトリエおよび住居を構えておられるようです。 冬は積雪も多く大変だと思いますがそれも含めて里山を維持しながら生活されているようです。 実際ストーブ用の薪も里山の山から切り出しておられるようです。
自然の中で生活することを楽しんでおられるようです。
そしてもう一つ、切り絵作家でもある事を知りました。
子どもの頃からはさみを持って切り絵を作るのが好きだったそうです。 1本のはさみで細かい部分も切り取っていくそうです。
切り絵の作品も多数展示されていました。 驚いたのは高性能の精密スキャナーがあるそうでそれで印刷?すると本物の切り絵と区別がつかないくらい実物を再現されていました。 うっすらした紙の陰影も映し出されているので注意書きがないと全然わかりません。というか注意書きがあっても「これって印刷?」と目をこすりたくなりました。
美術館ではなくて催場での開催。新刊を出されての展覧会だったようでサイン会も開催されていたようです。オーレリアンとは蝶を愛する人たちを意味するそうです。
フェルメール展 [美術]
大阪市立美術館で開催中です。 あまり話題になってないような気がして比較的すいてるのかな?と思っていました。 実はフェルメールの絵を実際には観たことがなかったのです。 いつも長蛇の列をなしていてそこまでして観たいとは思ってなかったのです。 それで今回並ばずに観られるのなら行ってみようかと。
美術館の公式ツイッターでは並ばずに入場券は買えるような状況でした。 いざ行ってみると・・・
朝10時頃天王寺公園に着くとどうやら美術館に向かう人の流れがなんとなくあり、嫌な予感がしました。
館内に入るとそこそこの人出でした。 ちょっと観にくい絵もありましたがフェルメール展にしてはすいてる方でしょう。
たくさんの人を魅了しているようですが私にはさほどの魅力は感じませんでしたが光りの具合はフェルメールならではなのかもしれません。
ピーテル・サーンレダムの教会の絵、2点が私としては今回のお気に入りでした。
天王寺美術館のコレクション展はついでの楽しみです。今回もカザールコレクションの一部を観ることができ、ひな祭りの時期とあって立派なおひな様と兜の人形も展示してありました。