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「潔く柔く」 [映画]


潔く柔く (2枚組 本編ディスク+特典ディスク) [DVD]

潔く柔く (2枚組 本編ディスク+特典ディスク) [DVD]

  • 出版社/メーカー: バップ
  • メディア: DVD
たまたま知り合ったカンナと禄。お互いにそれぞれの過去の傷が癒えずにいる二人。
「罪悪感っていつになったらなくなるんだろうね?」
「一生背負っていくんだよ。」
そんな二人が過去と向き合い前向きに生きていく・・・。
亡くなった同級生の姉と子どもの話が付属していてそれが唐突という感想もあるけれどこれはある種のキーポイントだと私は思いました。
原作のマンガにはもっと人が複雑に関わっているらしい。
原作を知る人には不満が残る映画なのかもしれません。
でもこの映画では絞って描かれているのでそれはそれで原作を知らない者にとってはわかりやすかったです。
原作を読んでみたいと思ったのでした。
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潔く柔く 全13巻完結セット (マーガレットコミックス)

潔く柔く 全13巻完結セット (マーガレットコミックス)

  • 作者: いくえみ 綾
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2010/10/29
  • メディア: コミック
ということで
このシリーズのコミックを他市の図書館まで行って借りてきちゃいました。
青春群像で登場人物がいっぱい!
しかもマンガを読みなれていないので登場人物の顔がいまいちはっきりわからないながらもただただストーリーを追っていきました。
途中人間関係がわからずネットで相関図を調べて「あぁ、こういう繋がりだったか。」と納得したりしてました。
いろいろ感想もあるのだけれどここでは省略します。
映画から入ってるので映画がやっぱり一番いいです。映画では登場人物を上手く絞っていてわかりやすかったです。
テレビドラマにして登場人物全員登場させてほしいな、とは思いました。


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ボヘミアン・ラプソディ [映画]


ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)

ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal Music =music=
  • 発売日: 2018/10/19
  • メディア: CD
ようやく行くことができました。
ずっと気になっていたのですが混んでるかなぁ、と思って躊躇していたら風邪を引いてしまって行けなくて終わっちゃうなぁ、と思って半ばあきらめていたのですが年が明けても上映していたので行くことができました。
クイーンを知らない人でも楽しめると評判がいいですよね。
クイーンの名前と有名な曲くらいは知っている程度です。
ただ、「ロック」がただただやかましい音楽だと勝手に思っていたのにあの哀愁のあるメロディーとハーモニーには惹きつけられていたのは確かです。昔、ラジオを聞いていてこの曲が流れてきたらふと手を止めて聞き入ってました。
12月にNHKで「ボヘミアン・ラプソディ殺人事件」と題してこの曲やフレディのことそしてメンバーのことを探るストーリー展開でまとめられている番組をみました。
フレディの出自を知らなかったのでそのことも知りたいと思いました。
余談ですがこの番組2002年の放送だったそうでそれにもびっくりしました。
やっぱり名曲なんですね。
人間って孤独なんだなぁ、と思いました。特に出自のコンプレックスなどから屈折してスターとなっただけに余計に孤独だったんだろうと思います。
最後のライブコンサート風景は圧巻でした。

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印象に残った映画 [映画]

「奇跡の人 マリーとマルグリット」

奇跡のひと マリーとマルグリット [DVD]

奇跡のひと マリーとマルグリット [DVD]

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD



YAHOO 映画紹介より

生まれつき耳も目も不自由な少女と、彼女の教育に身をささげたシスターの実話を基に描く感動のヒューマンドラマ。


19世紀末のフランスでの実話だそうです。

ヘレンケラーと同時期くらいなのでしょうか。

ヘレンケラーは有名人となりますがこの少女のことはほとんど知られてなかったのでしょうね。


最初、聾唖の修道院に両親が連れて行きますが目が見えなくて野生児のようなマリーはとても手に負えない状況で断られます。

しかし、1人の修道女マルグリットが「私が教育する」と申し出てマリーを迎えに行きそして教育することになるのですが・・・。


言葉自体の存在も物に名称があることも理解できないしそれはそれは悪戦苦闘の連続です。

そうして何ヶ月かが経ちようやく言葉という物を理解し始めるとどんどん言葉を吸収し始めます。


高齢の修道女が亡くなった時その死をマリーに教えます。

これが一つのポイントだと思いました。


マルグリットは不治の病を抱えていて病状が進み死を目前にします。

マルグリットはマリーとの対面を拒否します。

何故?

修道院の院長がマルグリットに言います。

「マリーはあなたの死を受け入れていて覚悟を決めています。死を受け入れられていないのはあなたです。マリーに会うべきです。」と。

そういうことだったのか。

マリーは死を理解していてその上でマルグリットが死ぬ前に会いたいと願っていたのです。


誰しも死を受け入れることは容易なことではないと思います。

僧侶や医師であっても死を目前にして受け入れられないということがあると聞きます。



そしてマリーはマルグリットに感謝して前向きに生きました。残念ながら30代半ばでなくなったそうですが。


淡々と物語が進みますが上手くまとめてありますし実話ということもあってとても印象深い映画でした。


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「リリーのすべて」

リリーのすべて

リリーのすべて

  • 出版社/メーカー: Nbcユニバーサル エンターテイメント
  • メディア: Blu-ray

この映画は映画情報から「トランスジェンダー」の話ということだけを知り観ました。


もし夫(アイナー)が「女性になりたい」と言いだしたらどうするでしょう?

この映画ではその人に寄り添って愛し続けます。

背中を押せば夫が夫ではなくなるのにアイナーのためにいろいろ医師を探したりします。

母か姉のようでした。

男女愛、夫婦愛を越えて人間愛ですね。


しかもこれはおよそ100年前の実話に基づいた話と聞いて驚きました。


アイナーが亡くなったあと、ラストシーンではスカーフが風に飛ばされてアイナーが自由になったことを暗示していてまた彼女の笑顔に救われました。


自分らしく生きることを願い、そして実践していく。

それは人間として当たり前のこと。でもそれで命を落としてもやっぱり追求したいと思うのが人間なのでしょう。


デンマークの風景も美しかったです。


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「エゴン・シーレ 死と乙女」

エゴン・シーレ 死と乙女 [DVD]

エゴン・シーレ 死と乙女 [DVD]

  • 出版社/メーカー: アルバトロス
  • メディア: DVD


エゴン・シーレという画家の名前を知ったのはクリムト展のときでしょうか?

夭逝したと知り、画風も何かしら研ぎ澄まされたような暗いイメージを持ちました。

詳しいことは知らず、タイトルにシーレの名前があったので観る事にしました。


途中でついていけなくなるのではないかと思いましたが淡々と描かれている割には私にしては珍しく寝ずに最後まで観る事ができました。


幼い女の子の裸をモデルにしてるのにちょっと引きましたがそれが妹だとわかるとますます引いてしまいました。

ヌードの絵は売れるんだという話を映画の中でもしてました。


とにかく絵を描いていたい。そのためにはパートナーを裏切ってまでもお金持ちの娘を妻にしたのは女性からすると哀しすぎました。


病気で28歳で死ぬのですがもっと描きたかったことでしょう。


来年、クリムト、シーレの展覧会があるようです。



たまたま3作とも実話をもとにした映画でした。ある程度脚色されているとはいえ映画としては見応えありました。


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「ちはやふる 上の句 下の句」 [映画]




地上波で放送するというので録画して観ました。
青春映画なのでみるのは躊躇したのですが百人一首の競技大会の話らしいのでみるだけみてみるか、と軽い気持ちで見始めたのですが意外と面白かったです。
小学生の頃に覚えた句が出てきて改めてそういう意味だったのか、と勉強になりました。
若い俳優さんたちの出演でチャラい映画かと思っていたのですがその俳優陣も好演してました。
渋い國村隼さん、松田美由紀さんも存在感がありました。
ただ、「下の句」の方では「カルタをする意味の目的探し」で低調な感じだったのと歌の意味を解説した場面もなくてちょっと置いてきぼり感もありました。
個人戦でも団体戦の続きであるという解釈も面白かったです。
映像が綺麗でした。
カルタが飛ぶスローモーションとかも雰囲気がでてるように思いました。
田んぼの風景などふっと一息つけました。
行きと帰りのたんぼのそばの道を歩くシーン、きちんと時間差がある太陽光線の加減など好感が持てました。
話はそれますが映画の中の花が写るシーンって微妙だったりするんですよ。
先のシーンでバックに枯れたツツジの花が写っていて後のシーンでそのツツジが満開だったりすると興ざめです。
季節によって咲く花も違うのは当たり前のことなので注意されていると思うのですが同じ場面でのシーンではもう少し配慮して欲しいこともあります。
「結びの句」が現在上映されているようです。あえて観に行こうとは思わないけれどまたテレビで放送されることがあったら観ます。
漫画が原作の映画やテレビドラマが多いですね。小説も面白い物はたくさんあると思うのだけれどなかなか若者を動員できないのかな?
この映画の監督は小泉徳宏監督。 他にどんな映画があるのかと思ったら私が観た映画では「FLOWERS」がありました。詳しい内容は忘れましたが印象に残っている映画でした。
FLOWERS-フラワーズ- [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD

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「人生フルーツ」 [映画]



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少し前に私がチェックしているブログの何箇所かで話題になってた映画です。
そうこうしていたら友人がいたく感動した話を聞かせてくれました。
ある老夫婦の生活を記録したドキュメンタリー映画です。
単館映画館などでも観られたようですが私は観る機会がなくて気になっていたらケーブルテレビで放送されて録画したものをようやく観ることができました。
建築家の夫(当時90歳)と彼を支える妻(当時87歳)の生活の様子をとらえています。
団地建設に関わってはいましたが彼の理想とする余裕のある構想はとりいれられなかったそうです。
とにかく多くの住居の建設を進めていたわけですから効率的でないと意味がなかったのでしょう。
そんな中、ニュータウンに300坪の土地を購入して雑木林と畑と家を敷地内に作ります。
その家にずっと住み続けるわけですが野菜や果物はほぼ自給自足。
夫婦2人で自然と向き合う生活を続けていくのです。
1ヶ月に一度くらい町に出て肉や魚などを買出しに行くようです。
素敵な御夫婦ですが恐らく長年の夫婦生活でそれぞれに折り合いをつけて今があるんだろう、と思います。
妻は夫に従順に従いそういう夫婦として成り立っていたんだろうと思うのです。
そんなドキュメンタリーを収録している時に、夫が突然亡くなります。映画にはそれも含めて収録してありました。
妻の1人の生活も少しだけ収録されていましたがその後が気になります。お元気に暮らしておられるそうですが。
本も出版されているようです。
以前に映画館で観たドキュメンタリーを思い出しました。
アメリカの老夫婦が現代アートをギャラリーを訪ねて購入しているというドキュメンタリーです。
「ハーブ&ドロシー」
なんだか夫婦の感じがよく似ていました。
「仲良きことは美しきかな」(武者小路実篤)ですね。

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「湯を沸かすほどの熱い愛」 [映画]



湯を沸かすほどの熱い愛 通常版 [DVD]

湯を沸かすほどの熱い愛 通常版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • メディア: DVD


この映画を映画館で観たいと思いながら見逃してました。宮沢りえさんが出演されていて気になる映画でした。

ただ単に闘病する親娘の物語かな?と勝手に思ってましたがそれだけではありませんでした。ちょっといろいろ盛り込みすぎの感がありますがそれらの伏線がたくさん仕掛けてあって物語が進む中で次々回収されていきます。 

「あぁ、そういうことだったのか・・・」と思うことが何度もありました。


病状が進む様子も結構リアルに描かれていて臨終近くのシーンは宮沢りえさん、杉咲花さんの熱演が光ってます。

クライマックスの「死にたくない、生きたい・・・」と泣き崩れるシーンも涙なしでは観ることはできません。


いじめに対して「逃げちゃダメ」という考え方もこの場合は良い結果に描かれてますが実際はどうなんだろう?と思ってしまいます。あくまで物語として「いじめに対してだけでなく生き方として逃げるな」というエールを送りたかったのかもしれません。


ラストは「え?え?」という感じですがこれも物語としての終わり方。タイトルが表示されてそういうことなのね?とちょっと狐につままれた感もありますが。

もっといろいろ書きたいのですがネタバレになるので書けないのが残念です。 



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川村元気さんプロデュース映画「君の名は。」 [映画]

先日のあさイチ「プレミアムトーク」に出演されていました。
お名前は知っていたけれど今どきの若い作家さんだと思ってましたがそれは一面に過ぎないことを知りました。
数々の有名映画のプロデューサーをされていたのですね。
「悪人」「告白」「怒り」 などなど・・・。  そして「君の名は。」

そうだったのか・・・。
監督の新海誠さんはあちこちでクローズアップされていましたが川村さんについては私の目に触れてませんでした。
 

子どもの頃から「違和感」に感じたことを大事にされていてそれらにスポットを当てていくという感じらしいです。

「君の名は。」の音楽をRADWINPSに任せるにあたって脚本から音楽を創りだしてほしいとの依頼をされたそうです。
出来上がった映画から音楽を作るとどうしてもそこに当てはめてしまってそれ以上のものは作り出せないと思ったからだそうです。
そうすることによって脚本も少し変えたりして相乗効果があったそうです。


東宝の一社員さんらしいです。
彼の才能を遺憾なく発揮させている会社も凄いですね。
実績を積み上げていくことによって益々彼の才能にも磨きがかかっていくのかもしれませんがそれでも潰さないところが凄いです。


ということで気になっていた映画をやっぱり観に行ってきました。

私が一番知りたかったこと・・・
それはどうして入れ変わったかということ。
結局それについては私にはわかりませんでした。
1回観ただけでは理解しにくいようです。


それで知り合いにレクチャーしてもらいました。
そうしたら「そういうことだったのか。」と納得できました。

そしてネタバレのサイトを再度読んでみたらその文章の意味がわかりました。
映画を観る前に読んだときにはやっぱりわからなかったのです。

そしてこんな本も教えてもらいました。
 

君の名は。 Another Side:Earthbound (角川スニーカー文庫)

君の名は。 Another Side:Earthbound (角川スニーカー文庫)

  • 作者: 加納 新太
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
  • 発売日: 2016/07/30
  • メディア: 文庫

 
映画の本編を補完しているようです。
いろんな登場人物の立場から描かれていてより理解できるそうです。




若者向けに作られた映画だそうですがやっぱりそうですね。
そういえば、MBS元アナウンサー角淳一さんの番組内でこの映画が話題になったときにこの映画についての感想はあえて言われませんでしたし、そのときの表情が微妙だったのです。
ネタバレになることを考慮してのことかと思いましたが確かに感想が言いにくいような気がします。
 
 
まぁ、年内に観て気持ち的にはスッキリしました。
 
テレビで放送されたら確認のため観たいかな?という気はします。
 
 

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「迷宮のレンブラント」 [映画]

 

迷宮のレンブラント【字幕版】 [VHS]

迷宮のレンブラント【字幕版】 [VHS]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: VHS

 
 
 
題名に「レンブラント」が入っていたので観ることにしました。
伝記的な映画かな?と勝手に思っていたのですが全然違いました。

とある画家。なかなか自分の作品を発表できないでいました。
ただ、父親が贋作に関わっていたのでその仕事が廻ってくるのでした。そして父親よりも上手なためその仕事の依頼が絶えない感じです。
父親にもやめるように諭されるのですがそんな時に大きな依頼が舞い込みます。
贋作者はあまり目立つような作品には手を出さないのですが今回はレンブラントの行方不明になっている大作の依頼でした。

そこからどんどんいろんな展開になります。

映画の冒頭シーンはこの画家が警察に追われて逮捕される様子から始まるので 「あぁばれたか・・・。」と思いますが・・・。

ことの始まりを振り返る形でドラマが始まっていきます。その展開がハラハラドキドキという展開でドラマティックです。
そして大どんでん返しには爽快感もあってなかなか面白い映画でした。

1997年の映画ですがそれほど古さも感じられず、その頃から贋作には科学的な検査もされていることがわかります。
なので贋作を作るにあたって絵の具からその当時の成分を分析してそういう絵の具も使っている様子が描かれています。

逮捕されて裁判になるのですがそのあたりも見所です。
贋作裁判で有名な「ファン・メーヘレン」のことも引き合いに出されてきます。
 
 

その贋作事件のことが書かれた本がこちらです。

私はフェルメール 20世紀最大の贋作事件

私はフェルメール 20世紀最大の贋作事件

  • 作者: フランク・ウイン
  • 出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン
  • 発売日: 2007/09/06
  • メディア: 単行本

 

映画とは関係なくたまたま以前にザーッと読みましたが画家の哀しい性が感じられました。
絵を描く才能があるのに評価されない・・・。
フェルメールを超える絵が描けるのに評価されない・・・。
そんな思いが贋作を描くことに力を注ぐことになってしまいます。
それは贋作を作る事が目的ではなくて自分はこれだけの絵が描けるということを証明したい、という思いからなのだと思いました。。
そして案の定、鑑定士が「本物」とお墨付きを与えるのです。

溜飲を下げたのでしょうが結局逮捕され奈落の道をたどってしまうのです。
 
 
 
やっぱり贋作をつくるということは罪ですからそれ相応の報いを受けるのかもしれません。
そんなことを思っていたらまた贋作事件の本を知り読みました。最近の事件ということで本人が執筆しています。
「ピカソになりたかった男」です。 
次に載せます。
 

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最近観た映画 [映画]

 

味園ユニバース 通常版 [DVD]

味園ユニバース 通常版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ギャガ
  • メディア: DVD

 


大阪が舞台ということで興味を持って観ました。
おちゃらけた映画かな?と思ったりもしたのですが全然そんな映画ではありませんでした。

刑務所から出所してきて突然暴力沙汰に遭い記憶を喪失し公園で開催されていた歌謡ショーのようなライブ会場で歌手から突然マイクを奪い歌い出します。
その歌謡ショーのマネージャーに拾われて物語が進みます。

記憶喪失の男が関ジャニ∞の渋谷すばるクン。マネージャー役が二階堂ふみさん。
渋谷クンはアイドルのオーラを消して好演してました。
二階堂ふみさんも大阪弁をこなしての好演でした。
二階堂さんはあんまり好きなタイプの女優さんではないのだけれどちょっと、はすっぱな役を見事にこなしますね。
底知れない感じがします。


「天然コケッコー」の監督(山下敦弘)さんでした。
もっとも天然コケッコーは脚本が渡辺あやさんだったから観たんですが・・・。

途中「?」と思うこともありますがまぁ、それは無視しましょう。
結構心に響く映画でした。
 
 



駆込み女と駆出し男 [DVD]

駆込み女と駆出し男 [DVD]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD
 

江戸時代、幕府公認の縁切り寺東慶寺を舞台に離縁を求めて寺に駆け込んでくる女達の聞き取りを行う御用宿での物語。
(Yahoo映画より抜粋)
 
意識しいているわけではないけれど大泉洋さんの作品を結構観てます。
期待していなかっただけに余計に良かったです。
Yahoo評価も4点を越えてます。

早送り再生で観ているように思うくらい早口で時代特有の言葉が多くて字幕スーパーをつけて観ました。
そんな自分にちょっとげんなりしていたのだけれどレビューにも同じように思った人がいるのを知りホッとしました。
時間調整のために1.2倍速くらいで放映しているんじゃないかと思ったくらいでした。

井上ひさし「東慶寺花だより」原作 で「クライマーズハイ」の監督作品(原田眞人)だと後で知りました。 
 

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「団地」 [映画]


 団地.png
 
 
ほとんど宣伝されていないように思います。
車に乗っていたときにたまたまラジオでこの映画の紹介をされていて興味を持ちました。

藤山直美、岸辺一徳、石橋蓮司、大楠道代

そうそうたるメンバーで大阪が舞台の映画ということでした。

その紹介によると星新一のSFみたい、とかラストシーンは「そうくるか」という言葉にイメージがつかめずどういう展開になるのかを知りたくて映画館に足を運びました。

「う~ん。」

ネタバレになるので感想が言いにくいです。
 
いろいろと笑わせながら、しかしこれはどういうラストになるのかと思いながら時間が経っていきましたが結末は想像をはるかに超える物でした。
星新一 なるほどです。
エンドロールが終わった後にひょっとしたらまだ展開があるのかな?と期待したのですがありませんでした。
ちょっと未消化です。

映画の中で漢方薬を手作りするシーンがあるのですが実にリアルで「こんな風に作るのか。」と興味深く観ました。



Yahooのレビューを読んでいると同じ団地を舞台にした映画「海よりもまだ深く」の方がずっと良かったという感想がありました。

是枝監督作品なので観にいこうかと迷いながら行ってません。
「歩いても歩いても」以来、是枝監督作品は観にいってたのですが今回躊躇しています。
主役が「歩いても・・・」と同じ阿部寛さんなんですよね。
前回のイメージがまだ残っていて「なんだかなぁ。」なんです。
お母さん役も樹木希林さんだしねぇ。

またテレビで放送されるだろうし。と思っています。
 
 

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