三沢厚彦アニマルズ+PLUS [美術]
伊丹市立美術館へ28日に行ってきました。伊丹市は兵庫県になるのですが阪急電車で梅田から20分くらいです。意外と近いのですね。
えみ丸さんが行ってこられたブログを拝見して「いいな!行ってみたいな。」と思って今後の開催場所をみていたら伊丹があるではありませんか!
伊丹なら行けそう・・・。ということで動物好きな友人を誘って行ってきたのです。
写真で見て「いいな」と思うくらいだから実物を見るともっといいです♪
解説にも書いてありましたが表情はふてぶてしく目も笑ってないのですがでも思わず、なでてしまいたくなります。
すぐそばで見られる動物たちが多くて動物が苦手な私でさえ、手を触れないようにするのが大変でした。
天井にはこうもりや各部屋の壁にはかわいいヤモリがいました。
この動物たちは木彫なんですよ。ノミの跡が残されていて素朴な中に存在感があります。
立っているシロクマの後ろ姿は中年のオバチャンそっくり!
まさに女性のお尻のようにどっしりとしていて笑えてきます。
中年のオバチャンの割にはお尻にはハリがありましたけどね。(笑)
25日には作り方を実演されていたそうでその途中経過の犬が再現されたアトリエに置いてありました。
この美術館一帯が芸術ゾーンのように作られていて「みやのまえ文化の郷」と名付けられています。
すぐお隣には町屋を保存されていてつながっています。
この町屋、旧岡田家住宅はもとは酒作りをしていた家で窯や搾り器などが保存されていていてこれもまた貴重な資料で一見の価値があります。
お庭も手入れが行き届いていて松もイキイキとしていました。
今回の展示品である原寸大のトラや馬くらいの大きさのユニコーンが2匹もこの町屋にいましたよ。
この原寸大のトラ、搬送されたときには「檻」に入っていたそうです。現場にいたら本物かと思いびっくりしますよね。
三沢さんは優秀な彫刻家に贈られる平櫛田中賞を2001年に受賞されています。
平櫛田中(ひらくし でんちゅう)とは日本近代を代表する彫刻家の一人で近代彫刻界に偉大な足跡を残した人だそうです。
なんだか心がほっこりしました。
写真ではなく実物を是非見てほしいと思いました。
この展覧会、行きたかったんです!よかったですか。やっぱりね。
作品集を見たことがあって、本物をみたいと思ってたんです。 今ちょっと忙しくって伊丹までいけないんです。とても残念。
by 美鳥 (2007-11-30 22:50)
美鳥さんもご存知でしたか。
「知る人ぞ知る」って感じですね。
1人でも多く実物をみていただきたいと思いました。
行けないのは残念ですね~。
またどこかで展覧会あるかしら?
by つぐみ (2007-12-01 19:05)