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ちりとてちん  107回 [テレビ]

先週に師匠の命が長くないと暗示され、今週はいよいよ師匠が倒れて弟子達も知るところとなりました。
今日はその弟子達の悲しみがセリフなく演じられその悲しみがひしひしと伝わるだけに涙。涙。でした。

そして1番弟子の草原役の桂吉弥さんにとっては実際に師匠を若くして亡くしておられるだけにその悲しみがまた蘇っているのではないかと思いこちらまで泣けてしまいました。

どなたかがブログで書いておられましたがこのドラマ、現実とオーバーラップするところがあり奥の深さというか残酷というか。そんなことを感じてしまいます。
小草若役の茂山宗彦さんも狂言師の「家」の長男。

今日の話の中でも父親の名前の重さを吐露しているセリフがありましたし、昨日の106回の中で伝統芸能を継承して伝えていくことの難しさの話がでてましたがそのときのセリフ「そこが伝統芸能の難しいとこです」を彼が言ってるのは重みがありますし、それを彼にセリフとして言わせるところがこの脚本の別のすごさでもあると思いました。

渡瀬さんも師匠というよりはお父さん的でとてもいいですよね。早々も四草も親の愛に飢えてる生い立ちで師匠によって不足していた愛情を今、受けている感じがして心が温まります。

それだけに今週はみるのが辛いです。


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