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絞り染 ー布に咲く花ー [あれやこれや]

万博記念公園内にある 大阪日本民芸館で開催中です。まだ桜の名残があるかとちょっと期待しながら友人と行ってきました。


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絞り染は主に下層階級の衣服や裏地に使われていたそうで意外な感じでした。戦国時代になって貴族階級の衣服が機能的なものが好まれるようになり、そこからいろいろ経ていろんな技法が考案されるようになったそうです。


絞り染の絞って染めた部分の糸を途中までほどいて柄を見せて工程が少しわかるような展示がありました。下絵も展示してあり、これを縫い縮めるとこんな風になるのか、これを染めるとこういう模様になるのか、と想像力をたくましくしないとわかりません。それくらい緻密な作業です。


大正期以降からの木綿の藍染めの展示品が多かったですがそれでもこういう手仕事が伝え続けられていることに敬服します。



古伊万里そばちょこの展示もありました。藤井寺市の住む佐藤禎三氏の寄贈品だそうです。藤井寺市の佐藤家といえば、お雛さまの特別公開で有名です。そのお雛さまの所有者の佐藤家の方かな?と思って家に帰ってから調べたらどうもそうのようです。以前おひな様を見に行ったときの様子はこちらです。



万博記念公園内の様子はまた後ほど。


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コメント 2

mirro

>絞り染は主に下層階級の衣服や裏地に・・・・
知らなかったです。手間暇かかっているんですのにね!
染める工程も想像逞しくということは
空間把握がいるんですね(^^ゞ?
by mirro (2018-04-07 00:01) 

つぐみ

空間把握は苦手なので・・・。
その道一筋の人ならお手の物なんでしょうけれど。
by つぐみ (2018-04-07 19:59) 

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