なにわの女性画家 [美術]
「 島成園と浪華の女性画家展 」~木谷千種・岡本更園・松本華羊・生田花朝ほか
テーマは「大正・昭和ー大阪に輝いた美人画の時代」
タカシマヤカードの特典の招待券で行ってきました。招待券でもこのリーフレットをみて行くのをやめようかと思いました。
なんとも妖しげな1枚の絵です。
島成園なんて知らないし・・・。
まぁせっかくの招待券だし行ってみるかと気を持ち直して行ってきました。
大正・昭和初期の女性画家といえば「上村松園」くらいしか知らなかったのですが行ってみてびっくり。
京都の上村松園、東京の池田焦園、大阪の島成園…「三都三園」と呼ばれていたそうです。
池田焦園すら知りませんでした。上村松園にあやかって「園」の1字をいただいて名付けられたそうです。
詳しい資料がないのできちんと書けなくて残念です。
美人画から始まりこのリーフレットの絵「無題」、そして「伽羅の薫」と衝撃的な作品が続きます。
「無題」は自画像だそうですが実際には顔にアザがないのにアザを描いて世をはかなんだ風に描いたそうです。
なぜこの絵をリーフレットの看板の絵にしたのかちょっと私にはわかりかねます。他にもいい絵があったのにちょっとマニアックな感じがしました。
所蔵者の許可とか必要なのでしょうか。
なかでも「武士の妻」は凛とした女性の表情が素敵でした。
そのほかにもこの関西で画壇にたくさんの女性がいたことを知り驚きました。
時間がなかったのでざーっと観た感じでこうして書いているともう1度行きたくなりました。
リーフレットに載っていても、学芸員との好みの差なのか、その画家にとって何か意味のある作品なのか・・・選ばれた理由が不明で、一番良い作品にも思えないってことありますよね。
どちらかと言えば、私はリーフレットなどに取り上げられない作品の方が、こんな作品もあるんだ~なんて気に入っちゃったりすることが多いです。
by ufufunofu (2006-02-11 20:45)
ふぅさんもそう思われることありますか。
>どちらかと言えば、私はリーフレットなどに取り上げられない作品の方が、こんな作品もあるんだ~なんて気に入っちゃったりすることが多いです。
私もそうなんです!
by つぐみ (2006-02-11 21:45)