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片岡球子展 [美術]

大阪高島屋で開催中です。 

VFSH3450.JPG

名前だけはなんとなく知っていたけれどこうしてたくさんの作品を観るのは、初めてです。

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すごいエネルギーを感じました。
103歳の長寿を全うされたようです。

同じく長寿だった三岸節子の展覧会をこの高島屋ホールで観ましたが、また違ったパワーです。
三岸節子の作品の方が私は好きです。

絵のキャプションとしてどこかに書かれた本人のコメントをピックアップしてありましたが、70才を過ぎても反省だったり90才を過ぎても悩んだりされてたようで常に向上心を持ち続けておられたようです。

歴史上の人物を描いた面構シリーズは面白かったです。
自分でイメージしてストーリーを作ってそれを楽しみながら描いておられた感じです。

小学校の先生をしながら絵の勉強をされてたそうです。
子供たちを叱咤激励する様が絵を通して感じられるような気がしました。


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コメント 4

keykun

こんにちは。^^
母が~宇野千代女史に傾倒しています。
晩年の生き様が特にお気に入りのようですが。
この方の様に全うして欲しいものです・・。^^)v
by keykun (2009-04-18 10:51) 

つぐみ

宇野千代さんも元気印そのものでしたね。
お母様もお元気で過ごされますように。^^
by つぐみ (2009-04-18 20:50) 

mamakoko

「片岡珠子」という画家には、考えさせられることが多いです。

《型破りな構成、大胆な色使いにより一部の人々から「ゲテモノ」とも
揶揄され思い悩むが、小林古径は「今のあなたの絵はゲテモノに
違いないが、ゲテモノと本物は紙一重の差だ…。あなたの絵を絶対に
変えてはいけない…」と励ましたという。》

「小林古径」の全て受け入れてくれた上での鋭さを含んだ言葉は、
画業を続ける上で一生の支えになったのではないかと思います。

描くこと=生きることであった本物の絵描きだったように思われます。

#彼女に憧憬をも併せた複雑な感情が湧くのは、自分には
持ち合わせていない性質を感じるからなのかな。。。
by mamakoko (2009-04-19 01:55) 

つぐみ

mamakokoさんに同感です。

絵から感じられるパワー(生き方も含めて)は凄すぎて臆してしまうところがあります。
こんなに力強く凛とは生きられないなぁ・・・、というあきらめかな?(すぐにあきらめる私の悪い癖です。苦笑)

でもいい刺激をいただきましたよ。^^
by つぐみ (2009-04-19 10:01) 

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