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「てのひらの音符」 藤岡陽子 [本]


 
  

手のひらの音符

手のひらの音符

  • 作者: 藤岡 陽子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2014/01/22
  • メディア: 単行本

 
 
いきなり会社部門のリストラ話から始まり回想場面は貧しい暮らしの描写で暗くて先が見えない感じで読み進めなかったのですが、途中から意外な展開があったりしてグイグイと引き込まれました。

一生懸命生きる様から生きる勇気をもらえラストも前向きで終わりなかなかの感動作でした。

伏線が仕込まれていて最後に向けて回収されていくのもちょっとアクセントになってます。


藤岡陽子さんの作品、どの作品も読み応えがあります。 
 
 

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コメント 2

mirro

今音楽に興味があるので、『てのひらの音符』なんていう
題名だと、手のひらから音がこぼれてきそうな感じがしますが
(^_-)-♪♪
by mirro (2014-05-29 23:02) 

つぐみ

残念ながら音楽とは関係ないんですよ。
私も読む前はどんなかんじなんだろう?って思ってました。
フェルトのアップリケのエピソードから題名がとられています。

>手のひらから音がこぼれてきそうな感じがします

あぁなるほど・・・。
作者もそんな意味を込めていたのかもしれない、と今思いました。
by つぐみ (2014-05-30 21:08) 

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