クレパス誕生90年クレパス画名作展 [美術]
9/28まで大阪高島屋で開催されています。
シルバーウィークの連休を避けていたら行く日がなくなってきて慌てて行ってきました。
クレパスなんて久しく手にしていません。
小学生が絵を描く道具のイメージですよね。
それでもセンスがある人が描けば素敵な作品になることぐらいは想像できます。
行ってびっくりでした。
これがクレパス画なのかと感嘆しきり。
またその展示数の多いこと。
しかも著名な画家の作品もたくさんありました。
圧巻だったのは田伏勉氏の大きな作品。
これがクレパスで描かれたものかと・・・。
まるで油絵のようでした。
名前の知らない画家の作品もありましたが、気になってる画家の作品もありその方の作品も改めて観たい、と思ったのでした。
菅野圭哉(圭介)だったか、名前をつきあう女性が変わるたびに何度も変えていたとか。
しかも三岸節子と暮していたとか。(三岸好太郎と結婚する前なのか亡くなってからなのか?などと下世話なことに興味を持ったりして・・・スミマセン )
芝木好子の作品に三岸節子のことを書いた作品もあるとかで読んでみたくなりました。
佐伯祐三についてはよく話題にのぼるけれど奥さんのことはほとんど知りませんでした。その佐伯米子の作品も出ていて結構長生きされていたようです。
たくさんの展示数、そうか、クレパス誕生90年ということでサクラクレパスも力が入っているのですね。
クレパス、ポキッと折れちゃうあの瞬間がショックで嫌でした。
その後、箱の中でなんとも所在なく2つ押し込められているようで。
あの太さも好きではなかったです。
だって思うように描けないんだもの・・・。
削るなんて発想はなかったなぁ。
なんだかマイナスのイメージばかり思い出してしまいました。
売り場には三角のクレパスも置いてあってこれなら描きやすそうだなぁ、と思って見てました。
クレパスで描いて水彩絵の具を塗ったらはじいて自己主張するあたりは好きでした。
そしてなんだか作品がちょっと上手な感じがするように思ったものでした。
あれやこれやといろんなことを思い出したり、考えたり、面白い展覧会でした。
正直、田伏さんのクレパス絵画への情熱で
クレパスへの感度変わったと思います。
ひとかたならないクレパスへの追及ありましたから。
by mirro (2015-09-27 01:07)
行ってこられたのですね。
見る観点が違うから面白いですね。
買ってきたカタログを見ながら、追ってます。
田伏勉、菅野圭哉、三岸節子、佐伯米子。
まるで週刊誌を読んでるかのように、楽しく読ませていただきました。
クレパスて楽しいですね
by kazu_san (2015-09-27 10:54)
mirroさん、田伏さんって研究所での同期の方でいらっしゃいますよね?
なんかみたことのあるお名前だなぁと思ってました。
今回の小品を観た時は「多分そうだろうな。」と思ったのですが大作を観たら「え?そうなのかな?」と思ってしまった初心者です。
迫力あって凄かったです。
来年のグループ展の作品に影響が出るんでしょうか?それとも同期展で?楽しみにしておきます^^
by つぐみ (2015-09-27 19:40)
kazu_sanさん、このブログを書きながら、こんな感想持つ人いないだろうな、と思ってました(苦笑)
絵よりもエピソードに興味がいくあたりは私らしいかな?とあえて書きました。
確認したらウイィペディアにも載ってないようなエピソードでカタログを買えばよかったとちょっと後悔しています。
「クレパス画」でこんなにいろいろ楽しめるなんて想像してなかったです。
by つぐみ (2015-09-27 19:45)
初めまして、出谷さんのHPからですが、クレパス展見ていただきありがとうございます、あの午後の駅は150号のサイズですがもっと大きい350号もあります、クレパスの概念を変えてみたいと思いやってます、なかなか見せる機会もないから広がりはまだまだです、僕のお弟子さんが、がんばって今年の昭和会賞を取ってくれて少しは広がりも見せてくれます、まあ僕に会った画材ですから周りはどうでもいいというのが本音ですが・・・・また機会ありましたら見てください、11月は同期展、にも参加します。
by 田伏勉 (2015-09-30 09:43)
田伏さん、ご本人からコメントいただいて恐縮です。
もっと大きい作品があるのですか! 凄いですね。
あの出品された作品、風景画とまた違った味があって良かったです。
クレパス画と知らないことも多いのかもしれないです。
同期展には都合がつけば伺うつもりにしています。
ひょっとして以前に同期展の画廊でお会いしてたりして・・・?
どうもありがとうございました。
by つぐみ (2015-09-30 20:43)