「ブラタモリ」 高野山 [テレビ]
楽しみにしている「ブラタモリ」 先週まで3週にわたり「「高野山」特集でした。 高野山といえば、小学生の頃に林間学校として学校から宿泊行事が記憶に残っています。 と言っても鬱蒼とした森の記憶くらいしかないのですが・・・。
大人になってから初めて訪れたのが何年か前です。 そのときも関西に住んでいていて日帰りで行けるので一度は行ってみたい場所という程度でした。
今回「ブラタモリ」を見て「テーマパーク」として紹介されていてそうだったのか、と興味深く見ました。 あの大きな門までの一里塚のような石碑:町石、確かに次へ次へと進みたくなるでしょう。あの根本大塔はゼロ地点だったとは。
その門なのですがケーブルカーで上がるとちょっと離れた場所にあって逆から門をくぐることになるのですよね。「何故ここにあるの?」と思っていたのでそういうことだったのか・・・と納得しました。
山の上の平地、豊富な水、いろいろ恵まれた環境だったのですね。それをみつけた空海が凄い!と。
現在の防火体制も凄かったです。
詳しいことはすっかり忘れてしまったけれどなんか感動したことだけは確かです。
一言主神社 (9/22) [おでかけ]
御所市にある一言主神社
周りの田んぼの彼岸花が綺麗でした。
老木で高さを誇っていた大銀杏、病気で少し切られましたがまた元気になっているようです。
このあたり石仏など多いです。 1番上はカエル。1番したは亀石だそうです。
九品寺 (9/22) [おでかけ]
葛城古道にある九品寺(くほんじ)、彼岸花の名所です。秋分の日を明日に控えたので早速行ってきました。
う~ん・・・。
まだ蕾が多かったです。でも一時壊滅状態になったことを思うと結構復活していました。満開になると見事だと思います。どうか踏み倒されませんように・・・。 雨もいつ降り出すかわからない状況で霞がかかった感じで墨絵のような背景の写真になりました。 お天気も悪く満開でないことを皆さんご存じのようでカメラマンもほとんどいませんでした。みなさん、情報をよく得ておられて感心します。
横の斜面はあんまり復活してませんでした。
立派な石碑が建ってました。
その向かいに以前からある石仏
実はここへ来る前に一言主神社に行ってきたのです。 こちらはなかなか綺麗に咲いてました。また後ほど・・・。
高島屋にて [美術]
大阪 高島屋グランドホールで「生誕90年 加山又造展~生命の煌めき」」が開催されています。
ずいぶん前に全集の装幀を見て以来なんとなく気になる画家なので行ってきました。
毎年2枚ずつ奉納していた団扇の絵がよかったなぁ。20枚奉納するはずだったそうですが18枚までとなり未完だそうです。(亡くなったからなのでしょうね。どこに奉納していたのか記憶が曖昧なのです。多分祇園祭り関係だったと思うのですが・・・。)
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そのあと、美術画廊に寄りました。
「土屋仁応展 水晶と鹿」が開催されています。
この人の作品も本の表紙を見て名前を知りました。
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,512 円
なんかなまめかしいです。今回は木地を生かした作品もあってそちらの方が私はとっつきやすいな、と思いました。
京の至宝 黒田辰秋展 [美術]
チラシを見て「漆器」ということとこの形に興味を持ち行ってみたいな、と思いました。
漆器だと思っていたので茶器とかの器が多いのかと思っていたのですが家具なども手がけていてちょっと意外な感じでした。
河井寛次郎や柳宗悦との出会いが大きかったようです。
もともと生家は塗師(ぬし)屋だったそうですが分業制に疑問を感じて一貫制作を志したそうです。
京都大学北門前の「進々堂」店内のテーブルセット、「鍵善良房」店内の大飾棚など現在も残っているそうです。行かれたことがある方は「あれか」と思われるかもしれません。
黒澤明監督の椅子も圧倒されました。「王様の椅子」と言われていたそうです。背中の文様「彫花文」に目を惹きつけられました。独特の「流稜文」も綺麗でした。
漆塗りというと黒や朱の物を思い浮かべるのですが「拭漆」という技法が使われた家具がありました。木目を浮かび上がらせています。
螺鈿の作品もありました。メキシコアワビを使った螺鈿は青くキラキラ輝いてました。それを内部に使った水指が目を惹きました。「乾漆八稜水指裡耀貝螺鈿」です。外は黒の漆器ですが中が螺鈿で宝石箱のようにキラキラ輝いています。これに水を入れるとどうなるんだろう?と興味津々でした。
なかなか面白かったです。
黒柳徹子×田川啓二 SUTEK!展 追記あり [おでかけ]
京都高島屋で開催中です。
黒柳さんのコレクションと田川さんの作品とコレクションの展示です。
黒柳さんのドレスがゴージャスでした。派手派手ですが着こなしてしまわれるのが黒柳徹子さんです。そしてアンティーク着物もゴージャスでした。黒柳さんなら実際着られてるんでしょうね。
田川さんの作品なのかコレクションなのか最初はよくわかりませんでした。 後の方の展示が田川さんの作品のようでした。
ビーズやスパンコールを縫い付けた作品です。作品の写真がないのが残念ですが確か宮沢りえさんも映画の授賞式に着ておられたドレスが田川さん制作のドレスだったと聞いたことがあります。
以前NHKの手芸講座番組「おしゃれ工房」だったか?で講師で出演されていてたまたま見ていてお名前を知りました。その後、田川さんの展覧会があり行ったのを覚えています。私の記録をたぐってみたら2005年でした。当時はまだブログをしておらずその感想は記録していないのですが展覧会の様子は記憶に残っています。そのとき購入したオーナメントがあったので探してみました。あんまり大事にしまいすぎて場所がわからず苦労しましたが出てきました。結構大きいのですが私が買える値段だったんでしょう。しまい込まずにアクセサリーにしたいけれどちょっと難しそうです。
*****追記*****
今日(9/17)は講演会に出かける予定だったのですが台風のため中止になり時間が空きました。 mirroさんのコメントに背中を押されたのもあり、またこのオーナメントをこのまましまっていても仕方ないな、という思いもあり、手を加えようと画策し始めました。
鎖を通す所がないのでどうしたものかと思案しました。上の方だけ外して通せないかとかいろいろ・・・。裏も表も装飾がしてあり、それももったいな、と思ってました。 いろいろ触っていると接着剤も劣化していてパカッと2つに外れたのです。 こうなるとしめたもんです。 裏にフェルトを貼って独立させました。 1つは磁石をつけてブローチに。もう1つはこれから考えます。ビーズをつないでネックレスにしようかな?
mirroさんありがとうございました。
近世やまと絵の開花 [美術]
やまと絵とは 「四季の自然、そこに生きる人や生き物を優美に描いた、日本の伝統的な絵画様式」をいうそうです。土佐派も名前は聞いたことがありますがあまり詳しくは知りませんでした。土佐光起 生誕400年ということでの展覧会だそうです。
「春秋花鳥図屏風」(下のチラシの真ん中)の絵。 江戸時代の屏風のせいか色も綺麗に残っていて圧巻でした。目玉の展示品です。
頴川(えがわ)美術館蔵ということです。この美術館も気になりながら行ったことがありません。
土佐光起は現在の堺の生まれだそうで堺市立博物館所蔵の作品も展示されていました。
地味な展覧会ですがこういうのは学芸員の腕の見せ所かもしれません。所々にこの美術館所蔵のカザールコレクションの蒔絵なども展示されていました。
凄く興味があったわけでもないのですが700円とリーズナブルだったので行ってきました。
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展覧会を観た後Q'sモールへ立ち寄りました。 ここには「ABCクラフト」という手芸用品店があってたいていのものは何でも揃うと言っても過言ではない手芸用品店があります。しかもちょっとお安い感じがします。
広すぎるのが欠点ですがこの日もつい寄ってしまいました。
セール品がちょこちょこ置いてあって見てしまいます。
そうしたら目に止まった品物がありました。コサージュの部材がセットでお安くなってるのです。それを見ていたらなんとなく作れそうな気がして購入してしまいました。
家に帰って早速取り出して作りかけてあわてて写真に撮りました。
ピンクのオーガンジーの花は作ってしまいました。白いオーガンジーの色違いのものです。針金で巻き付けたら花の形になりました。
できあがり
今、磁石にはまってまして(!?)このコサージュの裏に磁石を貼り付けようと思ったら針金に反応してピタリとくっつきました。
これをフラワーテープで巻き付けました。
そして別の磁石の台紙を作りました。 ミシンの調子が悪くてお恥ずかしい仕上がりですが外には見えないのでいいのです。
この中に磁石が1個入ってます。
これでTシャツなどの表にコサージュをつけて裏側にはこの台紙をつけるとピタリと止まるのです。ブローチピンだと穴があくのでずっと気になっていたのがこれで解消されると思います。まだ実際に外につけていったことがないので次回つけていくのが楽しみです。
最近は100均で便利なものがたくさん売られていてびっくりです。この磁石もそうですし、出始めに高くで買った布用の糊も既に売られていました。物によっては品質がイマイチのこともありますが試しで使うとか少量でいいときなど便利に使えます。
「湯を沸かすほどの熱い愛」 [映画]
この映画を映画館で観たいと思いながら見逃してました。宮沢りえさんが出演されていて気になる映画でした。
ただ単に闘病する親娘の物語かな?と勝手に思ってましたがそれだけではありませんでした。ちょっといろいろ盛り込みすぎの感がありますがそれらの伏線がたくさん仕掛けてあって物語が進む中で次々回収されていきます。
「あぁ、そういうことだったのか・・・」と思うことが何度もありました。
病状が進む様子も結構リアルに描かれていて臨終近くのシーンは宮沢りえさん、杉咲花さんの熱演が光ってます。
クライマックスの「死にたくない、生きたい・・・」と泣き崩れるシーンも涙なしでは観ることはできません。
いじめに対して「逃げちゃダメ」という考え方もこの場合は良い結果に描かれてますが実際はどうなんだろう?と思ってしまいます。あくまで物語として「いじめに対してだけでなく生き方として逃げるな」というエールを送りたかったのかもしれません。
ラストは「え?え?」という感じですがこれも物語としての終わり方。タイトルが表示されてそういうことなのね?とちょっと狐につままれた感もありますが。
もっといろいろ書きたいのですがネタバレになるので書けないのが残念です。