切り絵作家 アグネータ・フロックの世界展 [美術]
「北欧から届いたファンタジー」という副題です。
「北欧の自然や伝統的な物語に育まれた"魔法の手"を持つ、スウェーデンの切り絵作家アグネータ・フロック」
HPでみてクリスマスらしい雰囲気でかわいらしいので「行きたいなぁ」と思って行ってきました。
最初見たとき、色を塗ってから切るのかしら?と思っていたのですが映像をみると切ってから彩色されています。
その切り方がまさに「魔法の手」です。
下絵なしでスイスイ切っておられました。
頭の中にしっかりイメージがあるんでしょうね。
でもサイズの対比とか上手くいかないこともあると思うのに全然そんな感じがないのです。
4才から3年間アフリカで過ごしたとかで動物の切り絵も多かったです。
シマウマがたくさん並んでいる切り絵、好きだったので絵ハガキがあったら買おうと思ったのにありませんでした。
私が好きだった作品はカレンダーになっているものが多かったです。
いいのがあったら絵ハガキを買おうと思っていたのに全然ありませんでした。残念。
図録を買おうかと凄く迷いましたが今まで買って開いた図録の回数は数回です。
止めておきました。
ちょうど知り合いの方が転倒して骨折されたそうなのでお見舞いで送る分だけ絵ハガキを買いました。
元々は「織」を勉強されていたようで展覧会の最後の方には「織」の作品もありましたが切り絵の方がすばらしいです。
12月になるとさすがにクリスマスツリーに違和感はないです。
巨大なツリー。その横にかすかに透けて見えるのが京都タワーです。
写真が小さいのでわかりにくいかもしれないですね。
美術館を後にして催場をのぞいてみました。
オールアクセサリーバーゲン。
アクセサリーは好きなんですがついつい買ってしまうので最近はなるべく買わないようにしています。
ただビーズ細工などは次回作る時の参考にしたいので見るのは楽しみなんです。(実際作れるかとか作るかは別にして。)
行ってみると結構宝飾関係のお店が多かったので肩をすくめながらザーッと見ようと思っていたらパールのネックレスが気になりました。
普通のパールのネックレスは持ってるのですが最近お葬式で黒真珠のパールのネックレスをされているのをみてお手頃なものがあれば欲しいなぁ、と思っていたのです。
お葬式に身につけてよい宝石がパールです。でも喪の席に宝石をつけることに私自身は抵抗があったのです。
パールが「涙」を意味していても。
でも買い替えたブラックフォーマルスーツの襟元が寂しいのですよね。若い人はそれでもいいと思うのですが年を重ねてくるとなんだか貧弱にみえるのです。実際ネックレスをすると顔が明るくなって映えるんですよ。
それでパールのネックレスをするようになってきたのです。
話が横道にそれました。
ケースをみるとやっぱり声をかけてこられます。まぁ勉強と思って事情を話すと「こんなんはどうですか・・・」と出してこられました。
お値段を聞いてたいがいは「ちょっと考えさせていただきます。」とお礼を言って退散するのですがちょっと魅力的なものを出してこられました。
いわゆる黒真珠ではなくてアコヤパールでシルバーグレーというか淡淡いいグレーの真珠でした。こんな色もあるのか、とちょっとびっくりしました。
粒の大きさも大きすぎず、小さすぎずなんです。
もっと黒いものと思っていたのに上品な色でしかも冠婚葬祭、場所を選ばずできるんだそうです。
お値段もお手頃というか多分お安いです。
ただやっぱりお安い分ミキモトパールのようにツルツルではないです。店員さんが言われるのには「これも自然のものなんで傷ではないんですよ。」
まぁ、そうですよね。悪くはおっしゃいませんよね。でもそれがかえって良心的な気がしました。
このお値段でツルツルは高望みというものです。
しかも遠目にはわかりません。
それでも一旦は「考えてみます。」とその場を離れたのですがお店の名前を聞いておこうかと再度寄ったら「伊勢からきている卸問屋なのでお店は出していません。京都伊勢丹へは3カ月ごとに来ています。ただこの色目でこのお値段で次回あるという保証はありません。」
売り文句とは言え確かにそうですよね。自然の産物ですし、お値段も上がることはあっても下がることはほとんどありえませんしね。
しかもこの色にときめいてしまったんですよね。 いつの流行語だったか 「今でしょ!」
ということでお買い上げいたしました。あはは。
家に帰って箱を開けて眺めて「やっぱりいい色だわ。」とご満悦です。
ちょっと町会の仕事のことでいろいろあって不愉快な思いをしていたのです。
一応謝って下さいましたが心がスッキリしていないのは事実です。
でも決してヤケ買いではありません。
きっと私への慰めで出会えたのだと思います。
きり絵から真珠のネックレス
なんだかいい感じですね(*^^)v
それも好きな色のに巡り合えて♪
私の真珠のネックレス
聞いてください!!
児童画を教えている頃、小6の女の子が就学旅行に伊勢に行って、そのお土産に真珠のネックレスをくれたのですよ!
決められた持参のお小遣いの中からですよ。
もうすっごく感激で、その真珠のネックレスは何物にも代えがたく、当座はもちろん葬祭の時には今でもその真珠を着けていきます\(^▽^)/。
by mirro (2015-12-10 01:11)
いろんな出会いがあるんもんです。
小学生が買える値段の真珠のネックレスってあるんですね。
持っていったおこずかいほとんど使っちゃったんでしょうからそれは嬉しいことですね。
そういう大事な物があるっていいですね。
by つぐみ (2015-12-10 19:50)