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描かれたきもの美人 [美術]


現在京都市美術館は改装中だそうで、京都市美術館所蔵品展です。お正月らしく門松がありました。


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上村松園の絵のサイドの花柄は皆川月華の着物の柄の一部分です。社交服とありましたがドレスに値する着物ということなんでしょう。豪華ですがいやらしくなく美しかったです。下のチラシの写真の左にみえる着物がそうです。



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明治大正昭和の着物の柄も楽しめました。


最後に羽田登喜男の「花心」という着物が展示されていたのですがその花はドクダミ!でした。ドクダミの葉っぱはハート型をしているし花もかわいらしいのですが雑草の扱いを受けてる感じがしてるし、名前に「毒」」がはいっているので敬遠しがちな花ですね。今調べてみると「毒痛み」と書くようです。毒を押さえるからドクダミなんだ・・・。認識を新たにしないといけません。でも着物の柄にはなかなか採用しにくい感じがします。



「着物で入場の方には絵はがきをプレゼント」とあったので着物のお客さんが多いかと思って期待していたのですがゼロでした。四条河原町あたりには着物姿の若い女性を少しみかけました。恐らくレンタルの着物かな?と思いますがそれでも華やかさをふりまいてましたよ。最近は羽織のメニューもできたのか?羽織の人もいました。現代柄で余計に目立ちます。最近は3000円くらいでもレンタルで着付けもしてもらえるようですね。そうして着物を着てくれるだけでも嬉しいです。




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