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「富本憲吉展」 「美のかけはし」 [美術]

昨日ようやく行ってきました。

 

美術館のHPはこちら。

名前だけは聞いたことはあったもののほとんど作品も知らなくて行ってきました。

<大和時代>の楽焼・土焼
<東京時代>の白磁・染付
<京都時代>の色絵・金銀彩
にわけられるそうです。

専門的なことはよくわかりませんがどれも素朴な感じがしました。

彼の考案した 羊歯模様 や 四弁花 の作品もたくさんありました。(リンクは参考作品です。)


そしてずーっと気になっていた京都国立博物館開館110年記念の展覧会「美のかけはし」も駆け足で行ってきました。

 

久しぶりの「京博」(と略して言うらしい。)

110年という歴史が誇るだけあって立派な建物です。

展示品の1つ「風神雷神図屏風」俵屋宗達筆を観たかったのですよ。

ところが入ってみてわかったこと…それは前期だけの展示だったのです。ありゃりゃ・・・。残念。

仕方ありません。

そんな中で目を引いたのが嫁入り道具の「梅桜蒔絵化粧道具箱」でした。
小箱や櫛など10点くらいはあったでしょうか。
どれにも蒔絵が施されていて使い古されてはいたけれど、しばしみとれていました。
使い古された中に女性の道具への愛着、そして美しくなることへの執着がみてとれるようでした。

2,3歳の女の子が着るような振袖も展示されておりこのコレクションに興味を持ちました。

 

それでこれを書くにあたってこのコレクションのことを調べていたら今、丁度この京博の平常展示でこのほかの化粧道具が展示されてるとのこと。
平常展示もみればよかった・・・。またしても残念。でもまだ期間はあるぞ。(笑)

ちなみにこのコレクションは平成6年(1994)に、故田村伎都子(しずこ)さんが京博へ寄贈されたものだそうです。
膨大な「田村コレクション」のテーマは、「女の頭のてっぺんから足の先まで」。
江戸時代から明治時代の漆器の化粧道具だけでなく、鼈甲や銀細工の髪飾り、蒔絵の飾り櫛、華やかな小袖、それらを身にまとった女性たちを描いた引札などがあるようです。
(HPより)

また 「プライスコレクション 若冲と江戸絵画展」 や 「ルーブル博物館展」 もあるようだし機会があれば行きたいです。


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ufufunofu

蒔絵が施された化粧道具箱なんて素敵ですね。
こういう道具類はその時々の生活が忍ばれて、見ていて飽きないですよね。
by ufufunofu (2006-08-25 21:42) 

つぐみ

ふぅさん、素敵でしたよ♪
普段、最低限しかお化粧をしない私もなんだか気になった化粧道具箱でした。(笑)
こういうお道具を持つとお姫様気分になれるかしら?

kenta-okさん、nice、TBありがとうございました。
 「プライスコレクション 若冲と江戸絵画展」 楽しみにしてるんですよ☆
照明がポイントってどんな展示方法なのか期待してます。
by つぐみ (2006-08-26 18:22) 

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