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「風が強く吹いている」 三浦しをん [本]

 

風が強く吹いている

風が強く吹いている

  • 作者: 三浦 しをん
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2006/09/21
  • メディア: 単行本

陸上部があるかないかわからないくらいの大学でひょんなことから全然走ることに縁のなかった大学生達が箱根駅伝をめざすという物語です。

毎年お正月2日、3日と箱根駅伝が開催されていて夫が欠かさずみているのでなんとなく雰囲気はわかります。
その箱根駅伝にはこうして参加するのか、とか練習などとても興味深かったです。

そのコースの様子についてはずいぶんと調べられたのでしょう。

そして走っている間に各々の気持ちの描写がありそれぞれの思いが伝わってきます。

走ることに才能のある人、もしくは走るのが好きな人には独特の快感があるのだなぁ、と、なんとなくわかったような気がしました。私には一生感じることができないだろうけれど。

弱小チームが箱根駅伝に参加してどんな結果を残すのかとハラハラ、ドキドキでした。
10人の選手でそれぞれ個性がありおもしろかったです。
双子がキャラクターに入ってるところがまたユニークでちょっとしたポイントでもあります。


本を読み始めて知ったのですが秋には映画が公開されるようでびっくりしました。

キャストをみて妥当な人選だなあと感心しました。

このチームを率いる「清瀬灰二」は冷静で落ち着いているのでとても大学生には感じられず、私の勝手なイメージでは30代のおっさんの雰囲気なのですがこの役を小出恵介さんがされるようでどんな風に演じられるのか興味あります。

「蔵原走」役は「バッテリー」で主演した林遣都くん。

双子の役は斉藤慶太、斉藤祥太兄弟。なるほど。

 

青春物語です。若いっていいなぁ・・・なんて思ってしまいました。


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コメント 4

keykun

こんにちは。^^
マダマダ~
これからが青春ですヨ! ^^)v
by keykun (2009-06-22 16:23) 

つぐみ

keykunさん、慰めていただいてありがとうございます。
「いつでも青春」ですよね^^
by つぐみ (2009-06-22 20:19) 

めりっさ

青春をはるかに超えた年齢になっても、本の世界で青春を体験できるのは楽しいですね!
自分が若かった頃は、青春ものを読むと自分の不甲斐なさが情けなく思えてあまり楽しめなかったような記憶が…。今なら自分と比べない分、存分に楽しめそうです ^^;
by めりっさ (2009-06-23 12:16) 

つぐみ

めりっささん、コメントありがとうございます。
全く同感!です。
「若さ」を応援したくなる本でした。
by つぐみ (2009-06-23 20:03) 

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