生誕100年佐藤太清展 [美術]
京都文化博物館で2/9まで開催されています。
初めて知る画家でしたがチラシをみてついでがあれば観てみたいな、と思っていたのです。
生まれる前に父を亡くし、生後3カ月で母を亡くし、養父母に育てられていたのですが小学生の時にその事実を知り、孤独感にさいなまれたそうです。
そうして自然を見て癒され、自然の中で育ち、絵を描くようになったそうです。
雨の絵が印象的です。
降りそぼる雨が見事に描かれていましたし、
別の絵ではガラス窓に映る雨粒が描かれていました。
まるで本物みたいでした。
技術的なことはわかりませんがこんな風に描かれているのは初めて見るような気がしました。
水面に映る絵も何点かあり、良かったです。
嵐の後の倒れていた泰山木の絵も良かったです。
ほかにも自然が見事に描かれていて自然をずっとみてきたからこその絵なのかもしれません。
いつも拝見させていただいています。
この京都文化博物館は、個人的に京都５大ミュージアムのひとつです。
いつぞやは曜日を勘違いして休館日だったか、なんだか騒々しいと思っていたらボヤがあったと言うことで急遽休館なったとか、いろいろ思い出のある博物館です。
佐藤太清の絵もなかなかよかったですが、歴史好きのものとしては「羅城門の記憶」が大変興味深いものでした。
ヤノベケンジのあの人形が動くとは全く知りませんでした。
by Hokurajin (2014-02-08 23:19)
この画家さんは初めて聞きました。
繊細でひかれる絵ですね。
見てみたいです。
by ameya (2014-02-09 06:47)
Hokurajinさん、以前コメントを頂いて以来私もブログ、拝読して、いろいろと参考にさせていただいてます。
この別館の建物が好きです。
常設展へは今回、時間がなくてパスしてしまいました。
常設展も展示替えがあるのですね。知りませんでした。
私が行った時は座った状態だったので係の人が教えてくださいました。
これからもよろしくお願い致します。
by つぐみ (2014-02-09 20:00)
ameya さん、いろんな画家がおられますね。
チラシって大事だなぁと思いました。
自然を描くことは難しいと思うのですが素直に表現されていて癒されました。
by つぐみ (2014-02-09 20:03)
心底追及されていて、身が引きしまる思いがします。
by mirro (2014-02-09 22:28)
mirroさんも含めて人それぞれに研鑽努力されておられるんでしょうね。
by つぐみ (2014-02-10 19:59)