山中嘉一作品展

堺市ゆかりの芸術家・山中嘉一（1928～2013年）の回顧展が堺市立文化館で開催されています。

 

 

 

毎年「所蔵美術作品展」を開催されているようで今年は16回だそうです。

山中嘉一は大阪市生まれで堺市に引っ越して以降、堺で制作活動されていたそうです。

初めて知る画家の名前だったのですが先日のチューリヒ展を観に行った神戸市立博物館で掲示されていたポスターをみて行ってみたいな、と思ったのでした。

 

ただ、わざわざ行くのもなぁ…などと思っていたら親戚が堺市の病院に入院してお見舞いに行くことになったのです。

あら、まぁ・・・。

まるでお膳立てされた感じで、これは行かなきゃ！と思ったのです。

不思議です。

私好みの作品が多かったです。

簡単な冊子までいただいて嬉しいです。

油彩画、リトグラフやシルクスクリーンといった版画、ガラス絵など様々な分野の作品が展示されていました。

チェロの楽器の裏の木を貼り付けた作品があってびっくりでした。

下のチラシの右下の作品です。 

娘さんがチェロ奏者だそうです。

本物の木で艶々していて触りたくなります。写真ではその質感が出ていなくて残念です。

 

 

 

与謝野晶子文芸館も併設されていたのですが2月末で一旦閉鎖され、与謝野晶子記念館として「さかい利晶の杜」に移転されるそうです。

 

家に帰ってパンフレットをみて「え？閉館するの？」と驚いてよくよく読んだら移転の文字が見えて安堵しました。 

この建物に来ると気になるのですがあんまり興味がないので素通りしてたのです。

 

今まで開催された特別展のパンフレットが無料でいただけます。

気になるものだけいただいてきました。

もう少し身近に感じられればいいな、と思っています。 

 

 

コメント 2

山中嘉一氏　直接面識はないですが、
当時グループを組んでいた方の友人で
尊敬されていたので、作品は良く知っています。

与謝野晶子文芸館だけ移転するんですね、、
アルフォンス・ミュシャと与謝野晶子、
大々的にうたわれて開館した堺市立文化館、
開館記念に出席した覚えがあります。
ここで何度か作品出品したこともありますが、
最近は疎遠になっています(´▽｀*)。

by mirro (2015-02-20 00:23) 

ご存知でしたか。
昨年亡くなられまで現役で活動されてたみたいですね。

記念式典に出席されてたんですか！凄いですね。

与謝野晶子文芸館はどこぞの市長と違って廃館にはされなくて良かったです。
空いたスペースはどうされるんでしょうね・・・。
駅から近いけれど他に何もないのに最初は驚きました。
開館を維持するのは大変でしょうけれど細々と続けてほしいです。
by つぐみ (2015-02-20 21:10)