ジョルジョ・モランディ展 ~終わりなき変奏~ [美術]
夏にこの美術館を訪れた時にこの展覧会の無料券をいただいたのです。
手作り簡易印刷のチケットでした。
この感じの絵を多分サントリーミュージアムで観たような記憶があるのです。
「静物」って野菜や果物とかそんなイメージがあったのに器だったので「ふ~ん」という感じでした。
多分2点展示されていて似たような絵だったので余計に記憶に残っているのかもしれません。
ということで無料だし行ってみようかと・・・。
2/14まで開催されているのですが無料なので招待期間が1/17までだったんです。
新年早々に行っても良かったのだけれどバタバタしていたら行けなくなる気がしたのでさっさと行ってきました。
ほんとに同じような絵ばかりです。
「すこし、ちがう。すごく、ちがう」 とありましたがすごく違うとはあまり感じなませんでした。
このチラシの作品がどこに展示されているのかを探しているとなんだかパズルをしているような感覚に陥ってしまいました。
「これって観たっけ?」 と何度もウロウロ。
描いていてどんな心境だったんだろう?って思いました。
でも確かに魅かれるのも事実です。
不思議な感じでした。
風景画も少し、そして花の絵も少し展示してありました。
花の絵は決して売ることがなくて親しい人への愛情だったのかもしれないと説明されていました。
今回解説事項がプリントされていて手元で読むと「ふむふむ」と思えてなかなかよかったです。
別棟で 「王懐慶展:山を出て」が開催されていて無料だったので寄ってみました。
前衛的な作品でダイナミックでした。
モランディの静物画、印刷物でしかみてませんが、
こうして一同に本物が集まると、より静寂な世界が感じられるのでしょうか?
by mirro (2015-12-19 23:56)
美術館でたくさんの作品を観るよりは2点を比較しながらじっくり楽しむのがいいのかもしれないですね。
先を急いでいたのもありましたがゆっくり観ることができない性格なのでついつい先へ先へと観てしまいます。
どんな風に感想を書いたらいいのか迷ってましたが「静謐」という言葉がぴったりなのかもしれません。
by つぐみ (2015-12-20 20:57)