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瀧羽麻子さん [本]


京都大学出身の作家でどういう経緯で作家になられたのか気になってました。
このインタビュー記事でそのことがわかりました。
意外な展開でそういうこともあるんだなぁ、と思いました。
小説家を熱望しているのならともかく100枚の原稿を印刷するのはめんどくさいです。
ネットでヒョイッと投稿できたら楽ちんですよね。

最初に読んだのは「ぱりぱり」
繊細な女性の機微が描かれていて好感を持ちました。




ぱりぱり

ぱりぱり

  • 作者: 瀧羽 麻子
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2014/07/10
  • メディア: 単行本
乗りかかった船

乗りかかった船

  • 作者: 瀧羽 麻子
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2017/09/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
次に読んだのが「乗りかかった船」
造船会社のそれぞれの人物から描かれています。
最後に社長の過去も語られて、できすぎではあるけれどでも心地よく終わってました。



最近読んだのが「ありえないほどうるさいオルゴール店」



ありえないほどうるさいオルゴール店

ありえないほどうるさいオルゴール店

  • 作者: 瀧羽 麻子
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2018/05/10
  • メディア: 単行本

北の町のオルゴール店のお客さんのお話。
連作短編集なんだけれどそれぞれの終わり方が中途半端で物足りなさを感じました。
でもなんか面白い設定でした。
「乗りかかった船」の方が現実的で面白かったのですがご本人としてはお仕事小説よりもふわっとした物がお好きなのかも?しれません。


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