大阪港ものがたり その2 [おでかけ]
今回は地下鉄大阪港駅からの案内で歩きました。
まず、訪れたのが築港高野山釈迦院
弘法大師が唐に向けて船出したとされる千船橋東側一帯に重松寛勝が明治43年に開基。
しかし大阪大空襲で全焼、戦後に本堂を再建するものの、阪神淡路大震災で倒壊寸前になったので解体して平成12年に再建されたそうです。
このあたり震災の被害が大きかったのですね。
当時は広大な寺域で「東の四天王寺、西の築港高野山」といわれるほど参詣者が多かったそうです。
重松寛勝に明治の大浪曲師、二代目廣澤寅吉が弟子入りした縁で昭和6年に浪曲塔が建立されたそうです。
(大阪市港区役所発行パンフレット、大阪あそ歩パンフレットより抜粋)
港住吉神社 住吉大社の末社だそうです。
神社の前にある公園のイチョウの木が綺麗でした。
赤レンガ倉庫。住友倉庫から大阪市に移管され耐震的に問題があったために非公開だったそうですが耐震工事も終わり現在はクラシックカー美術館(ショールームも兼ねてるみたいです。)となっています。
住友のマークがかすかに見えます。
駐車場に停めてあった車。こちらも売り物なんでしょうね。
倉庫の隣にはこんな広々としたスペースがありました。なにかイベント会場にもなりそうですが交通の便がイマイチかもしれません。ちょっともったいないです。
そこからの眺め。これは海につながる川みたいです。
天満屋ビル。レトロビルでいい味です。
中央突堤。ダイヤモンドポイントと命名されているそうです。 美しい夕日が見られるポイント。
海遊館や大阪文化館(旧サントリーミュージアム)の裏側。
天保山公園
土砂を取り去る工事をしてその土砂で作った築山ということです。現在は日本で2番目に低い山、ただし、日本一メジャーな低山ということらしいです。
この公園内には功労者の西村捨三の銅像もありました。(余談ですが天王寺公園内にも銅像があったりしますがあんまり知名度がなかったりします。)
他にもポイントはあったのですが割愛しました。
大阪港ものがたりはこれで終わりです。 天保山付近はサントリーミュージアムがあった頃よく来ましたがあんまり散策もしませんでした。今回こうして回ることができてよかったです。
大阪市内なのに少し遠いイメージがあります。また夕日が眺められたらいいな、と思いました。