手塚雄二展 [美術]
初日に行きましたらギャラリートークがあって滅多にない機会なので参加しました。
おしゃべり上手な方です。
若くして賞をとられたようですがなかなか苦労されたようです。
努力するのは当たり前、周りも努力しているからそれが普通だと思ってたそうです。
初めてお名前を知ったのが高島屋でした。
あれから12年経つんですか・・・。
ちょっと異質な雰囲気の屏風「雷神雷雲」「風雲風塵」 三十三間堂に風神雷神像があり許可を得てスケッチをされたそうです。ところが仕切りの中で間近すぎて見上げる形でスケッチしなければならなくて困ったそうです。
実際作品もなんでこんなに傾いてるの?と思ってました。
その作品は2年にかけて発表されて2年目に出品したのが総理大臣賞を受賞したそうです。
「2つで一つの作品なんですが、まとめて『総理大臣賞受賞』ということにしています。」と笑いながらおっしゃってました。
今回は「海霧」「ブルックリンの雨」がよかったなぁ。
「明治神宮内陣御屏風(日月四季花鳥)」は2020年に鎮座百年を迎える明治神宮に奉納するために制作されたそうです。1920年奉納の下村観山の屏風と交換で本殿に納められるのだそうですが京都、福井と展覧会開催後はは非公開となるそうです。奉納が決まってから描き始めるまでにもいろいろ儀式があったそうです。
サイン会が催されてました。