宝塚市 旧松本邸 [建築]
ふと目にしたチラシをみて行ってきました。
玄関付近
1階 居間
1階 食堂
1階台所
階段の傾斜がゆるいです。日本家屋では傾斜がもっと傾斜がきついそうです。確かにそうですね。
2階 もう1部屋公開されてましたが人がたくさんいたので撮ってません。
浴室、洗面所 (1階)
居間の電灯、2階床の間。 左下の写真は1階の天井部分:アールが取り入れられています。
外からみる方がいい感じで好きです。色合いがいいのかな?
ワインセラーだそうです。おしゃれ!
防空壕もありました。
パンフレットが公開されていたのでそちらからの平面図です。
手前には池があります。 当時はこの池を窓から眺められたようです。今は木が生い茂っているのでみられません。
宝塚市とは縁もゆかりもないのですが講演会の申し込みが間に合ったので行くことになりました。 以前にどなたかのブログで松本邸の名前は聞いたことがありました。期間限定公開なのでタイミングが合わないと行けなくて今回降ってわいた感じで行くことができました。
川島智生さん(京都華頂大学教授)のレクチャーだったのですが「宝塚は温泉地で風光明媚だったのにどんどんマンションが建ち並び、歴史的な古い建物が取り壊されていって魅力がなくなっていってる。」とおっしゃってました。
確かに目にする建物があってこそ、その当時を伺い知ることが多いです。いくら説明されても何もなければピンときませんし、魅力がありません。それは先日大阪の川口居留地の町案内に参加して思いました。(川口居留地についてはまた後日載せます。)
古い建物が取り壊されることが多いように思います。最近は外観だけを残して内部はビルになったりすることもあるようですがそれでもなんだかなぁ、という感じもします。
後世にも伝えられるような環境を残していけるといいですね。
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