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宮脇綾子の世界展 [美術]

「生誕110年記念 布で描いたアプリケ芸術 宮脇綾子の世界展」
 
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何年か前にも展覧会に行ったことがあるのですがアプリケをするきっかけを改めて知りました。
多分以前の展覧会でも説明してあったのかもしれませんが記憶してませんでした。


<戦争が終わった時「空いた時間を使って何か自分の仕事をしてみたい」と思い立ったのが、身近にあった古裂(ふるぎれ)を素材にしたアプリケ> (HPより抜粋) だったそうです。
 
貧しい暮らしで厳しいお姑さんのもと、息抜きでもあったようです。

旦那さんは画家だったのですね。
これも改めて認識したことです。

もともと絵心があったのでしょう。
そして身近に画家がいることでよりセンスが磨かれたのでしょう。


ひとつひとつのアプリケの主人公(野菜だったり、魚だったり)が命を吹き込まれたように活き活きしてるんですよね。
こちらに何かを語りかけてくるような気がして仕方がなかったです。

そしてそれらがなんとなくユーモラス。

布の素材を見事に活かしてあります。
細かな作業で感嘆です。


絵心があったからこそ、「毎日色紙」を2年ほどだったか続けられたのでしょう。
今の絵手紙のような感じ。

好きなことに打ち込めるっていいですね。
40代から始められたんだそうです。
凄いですね。
 
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