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猫まみれ展 [美術]

 
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テレビで紹介されていました。
今までにもこういう猫をテーマにした展覧会はあったのですがチラシに載っている猫がいまいち観たいと思わせることがなくてまた「化け猫」にポイントをおいていたりして美術館に足を運ぶことはなかったのですが今回みたい猫ちゃんがいました。


「伸太郎」 西誠人
テレビで紹介されていた時にチラッと映っていたのです。
木彫です。
毛並み1本1本鑿が入っているようにみえました。繋がった線で凄い技術だなぁと感心します。
そして恐らく焼きを入れて縞を表しているんでしょう。
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下のチラシの右端の白い猫
 「ジャパニーズ・ボブテイル」 高橋弘明
木版画ですが版画と思えないです。
空刷りをして毛並みを表しているそうです。

昔は「尻尾が長いと化けて出る」という言い伝えがあったそうで尻尾の短い猫が好まれたそうです。
最近はみかけない様に思います。
  
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有名どころの作家の作品がいっぱいありました。
レオナール・フジタ、山本容子、山口華楊、藤島武二などなど・・・。

画家なら誰しも何枚かは描いているのでしょう。
杉山寧、小泉淳作とかも猫を描くんだ・・・と思ってしまいました。
朝倉摂、フジコ・ヘミング、植草甚一あたりも珍しいところです。

猫がメインでない作品もありました。

メゾチントの作品もありました。
 
 
最後に先週見に行った村井正誠の絵も2点出ていてびっくりでした。
1枚はなんとなく猫らしくはみえるのですがもう1枚は全然面影もありません。
でも生前奥様に「この絵は猫だ。」とおっしゃっていたそうで題名も「猫」。
長方形を縦に4つ並べて小さい正方形が1つ上の方にありました。
絵だけをみて猫はもとより動物とも思えないものですが「猫」なんでしょう。
それをコレクションとして購入される心意気がいいですね。 
 

籔内佐斗司の作品も数点出ていました。 普通のかわいい猫でしたよ。
 
 
「猫招き亭」のコレクションの一部だそうです。今回は約200点の展示でした。
本も出版されているようです。
どの作品も猫への愛着が感じられて好ましかったです。 
ご夫婦のようですがどんな方達なんでしょうね?
 
 
2月22日は猫の日だそうですよ。
にゃんにゃんにゃん♬ 
 
 
 
 

 
 
 
 
この建物内にファッション美術館と神戸ゆかりの美術館があります。バブルの頃にできたのでしょうか?
円盤みたいですね。

 
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その内部になるのかな?↓ 
 
 
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閑散としていてテナントも今は数少ないのでしょう。ちょっと淋しい印象でした。
 
 

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