天王寺にて [あれやこれや]
天王寺美術館のコレクション展に行ってきました。
私のお目当てはお雛様と着物です。
天王寺美術館では日展が開催されていて結構、人が訪れていました。
チケットを片手に持っておられる方もいて招待券がずいぶん配布されているのでしょうか?
でも買うと1000円也。
私は常設展だけなので300円でした。
3月の桃の節句が近づくとあちこちで雛人形を公開されることが多いです。
なんとなく気になるので行ってきたのです。
展示ケースの都合上だと思うのですが段飾りではなくてそれぞれ平たく展示されていてそれもまたそこだけに視線が集中されるので面白かったです。
私が気に入ったのはカザールコレクションの蒔絵の雛道具でした。
結構大きめのサイズです。
大小の衣装箱など、10点くらいあったでしょうか。
珍しく硯箱があって蓋をあけてありました。
8cm四方ぐらいかな?
本当に硯と筆が入れてあり、かわいかったです。
江戸時代の物のようですが最近作られたかと思うほど艶々と光っていて美しかったです。
中村清コレクションの衣裳は10点ほどの展示で江戸末期にしては古びた感じがしてよく使われた着物のような気がしました。
これらは寄託品とのこと。
ここの常設展に来るとカザールコレクションにお目にかかれることが多いのでその時は嬉しくなります。
根付が多いようですが蒔絵も多く、特に蒔絵が好きな私はテンションが上がります。
着物の展示のところに蒔絵の衣桁が添えてありました。