学園前アートフェスタ その1 [美術]
奈良市内、近鉄電車学園前駅周辺で行われているイベントです。
自治会を中心にこの駅の最寄りにある帝塚山大学と共に開催されているそうで昨年初めて行われて好評だったそうで今年2回目を迎えたということです。
昨年、たまたま知って行ったのですがふと今年もあるのかな?と調べたら開催されると知って行ってきました。 実はちょっと迷ったのですが今回はモンゴル琴の演奏会があるとわかり 行ってきたのです。
まずは大和文華館 文華ホール
お庭にも作品がありました。
この墨アートが好きでした。 イマタニタカコさんの作品です。
村田家、前部家、中村家、それぞれ空き家となっているのですが持ち主が維持されていてそれを展示会場に借りられているそうです。
家具もそのまま置いてあったりして作品が展示されていて人が出入りしているせいかとても空き家の雰囲気はしません。
こうして空き家をそのまま維持されているというのもこの地域の特徴なんでしょうか。
次は浅沼記念会館です。
京都ハリストス正教会 [建築]
2016年 秋期京都非公開文化財特別公開に行ってきました。
この特別公開にキリスト教の文化財が加わるのは初めてだそうです。
布教のための教会なので全国あちこちにありますね。 函館ハリストス正教会も外から眺めたことがあります。
驚きなのはこの建物が木造建築であるということです。外から見ると「そうなんだ」と思いますが聖堂に入るとかなり高い天井高です。2階建てくらいあるとしても中央には柱はありません。 天井高の高いお寺もありますがこの聖堂はドーム状になっているのでどういう技術なんだろう、と思いました。
中は撮影禁止なのです。
後ろにマンションがみえてしまいます。
裏口の方です。
結構人が来られてましたが並ぶほどではなかったです。
杉本家住宅 [建築]
京都市内にある重要文化財の住宅です。
HPによると
「重要文化財杉本家住宅では、京都の中心部にありながら、江戸以来の大店の構えをよく伝え、表屋造りによる大規模な町家構成の典型を示しており、 建造物全体にわたって江戸時代に熟成された京大工の技量が遺憾なく発揮され、技術性・意匠性ともに優れたものであります。」
友人が保存会の会員となっていてその会員に見学招待券が配布されるそうで誘っていただきました。
江戸時代からの京町家だそうですが大店だけあってかなり大きいです。 フレームに全体が収まりませんでした。
今回は婚礼衣装の展示でした。 豪華絢爛です。 保存のため照明が落としてあるので綺麗に写せませんでした。(ちなみにスマホのカメラは撮影OKなんですがデジカメ類での撮影は不可です。)
仏間のお庭。 鉢の縁 と下に蟹があしらわれています。 この敷き詰めてある石を年末には1枚1枚洗うそうです。
仏間のいい写真がなかったのですがかなり大きいです。西本願寺から直接お坊さんが来られるそうです。
茶室の床の間です。
お庭も何カ所かあり広いです。
台所も一般のおうちより倍くらいの広さがあるのではないでしょうか。
おそらく食器棚でしょう。 大きいです。
下の写真の左のふすまの和紙は手もみ和紙だそうです。痛んでいるのですがあえて残してあるそうです。 今ではこんな和紙もほとんどみられれないそうです。
昭和初期に洋室に改装されたそうです。
30分のビデオが放送されていました。 年中行事、色々しきたりも継承されているようでそれはそれで大変そうですがそれでも継承されていることに敬服です。
保存するにも経費がかかりそうで保存のための会員を募集されているのも苦肉の策でしょう。 あまりお役には立てませんがそれでもこういう形で紹介する ことで存在でも知っていただけたら、と思いました。
このあと非公開文化財特別公開の京都ハリストス正教会に向かいました。