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松方コレクション展 [美術]

神戸市立博物館で開催中です。 絵画なので兵庫県立美術館で開催と勘違いして危うく美術館へ行くところでした。

「松方コレクション」と名前は聞いたことあったのですがどういう存在なのかよく知らずにいました。 三菱一号館の館長である高橋明也さんが書かれた「美術館の舞台裏」という本を読んでその概略を知りました。

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「共楽美術館」 という美術館を作る構想まであったのを知り驚きました。 今回その俯瞰図も展示されています。下の写真の真ん中の建物の絵です。

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あまり名前の知らない画家の絵もたくさんありました。 こうして買い上げることによって画家も育っていたのでしょう。

クールベの女性の絵が2点あったのもクールベの意外な一面をみた思いです。しかも胸があらわになっていたりしているのです。画家なら女性をモデルにして絵を描くのは当たり前なんでしょうけれど。

 

1300点もの作品を収集していたのも驚きです。そしてその大半が火災で亡くなったり散逸したりしているのが残念です。

 

 

電話ボックスもオシャレ♪ 今時の若い人は電話ボックスって知らないみたいですね。 電話のかけ方も知らないとか・・・。

受話器を取らないとお金やカードが入らないのがわからないそうです。確かにね。

 

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ちょっとバタバタしているのでコメントの返信できなかったらすみません。 

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四天王寺さん [おでかけ]

四天王寺さんへ行ってきました。(10/19)

ハルカスと五重塔 

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宝物館に行ったことがなくて一度行ってみたいな、と思ってました。 運良く招待券が当たったので行ってきたのです。 (応募者全員あたってるのかも?)

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2階建てですがさほど大きくはありません。

1階には神楽の大太鼓が2基展示されていました。常設展示だそうで2階が秋季展の展示だそうです。

珍しい仏像がありました。阿弥陀三尊像なのですが脇侍の仏像が今にも踊りだしそうです。写真の左の2体です。 高さは60~70cmくらいでしょうか。 元々は一具ではないだろうということです。 素人が見ても作風が違いますよね。

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絵堂で聖徳太子絵伝が特別に開扉されているということでみてきました。 

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 杉本健吉氏による壁画です。

 

 

昨年11月に四天王寺のガイドツアーに参加したときには五重塔は修理のための覆いがされていたのですがもう外されていました。 

昨年の記事です。☆☆☆   

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水煙・九輪がピカピカになってました。

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西門前のお饅頭やさん。 釣鐘饅頭で有名です。 釣鐘が飾ってあるんですね。

 

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信心深い方ではないのですが折りがおればこうしてお参り行きたい、と思うのは加齢によるものでしょうね。

 

ちょうどあべのハルカスの美術画廊で森田りえ子展があったのでついでにみてきました。写真は遠慮したのでありません。(恐らく撮影禁止でしょう。)

美しい花々の小品が展示されてました。 会場前はお祝いのお花でいっぱい!いい香りがしてました。 

小型カレンダーが販売されてました。それに使われた絵がカレンダーと共に展示されてました。 有名画家の割にお安かったですがカレンダーは入手先が決まっているので買い求めませんでした。 ごめんなさい。 

初日だったせいかなんだかお客さんもも店員さんも多くてちょっとざわついてました。


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古都祝奈良 3 [美術]

今西家書院です。重要文化財に指定されています。

 

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こちらでは紫舟さんの作品展示です。  

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玄関からチラリと見えたときは普通の書かと思いましたが、違いました。 素材はわからないのですが字をかたどってアクリル板にはめこんであります。 

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こちらは紫舟さん独特の 書ですね。

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お庭にも文字をかたどった作品が展示されていますが透けている作品が多くて判読しにくかったです。 説明書きが置いてあったのですがたくさんありすぎて照らし合わせるのもちょっと煩雑でした。

篠田桃紅さんの言葉を思い出しました。 書は読めないとわからない。確かにそうですね。読めないというストレス がかかります。 外国の文字だったら読めなくても当たり前なんですが日本語だけに読んで意味を汲もうと思ってしまいます。

日本語が読めない人には単なるアート作品なんですよね。そういう風に割り切ってしまえないところが哀しいです。 

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この作品も最初は読めませんでした。 説明書きをみて「独」なんだと理解して写真を撮り直しました。 

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今西家書院としての説明がありました。 天井が各部屋違うのです。page161015a.jpg

 

竜の絵が描かれた天井。

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上段、中段、下段と段差がつけられています。 

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この灯りは元々置いてあるもののようです。 

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見過ごすところでした。 こんなところに「紫」印 

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紫舟さん、書家ですがこの方もいろんな活動をされていたんですね。 精力的で驚きました。 見応えありました。 


 

ならまちから駅へ向かう途中、興福寺の五重塔が見えました。 色々楽しむことができた一日でした。 

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古都祝奈良 2 [美術]

今回このイベントに行ってみようと思ったきっかけは先日紹介した宮永愛子さんが参加されていると知ったからです。

ならまちのアートスペースでした。 北風呂町の染物屋の倉庫です。 かつては染色した糸を干していたのだそうです。 

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え? それで 「宮永さんの作品は?」 とその会場の受付におられた方にお聞きしました。

この倉庫の床に染料がいっぱい落ちていたらしく白い布を置いて多分版画みたいに押しつけたら染まったそうです。それを天井に干してありました。 それが下の写真です。

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この倉庫を見て残された物をみてそうして閃いたのがこういうことなんですね。 いわゆるインスタレーションっていう作品ですね。 

少し期待しすぎでしたがそれでもこの廃屋のような倉庫が何かを物語っていました。

 


 

「にぎわいの家」 1917年に古物商によって建てられた町屋だそうです。 手を入れて残しておられるようです。

 

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展示作品は???な感じでした。 

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ボタンの雨なんですがこの写真ではほとんど写ってません。 

 

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集められた古着で作られたパッチワークの家 。

 

このあと今西家書院に向かいました。 

 

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古都祝奈良 1 [美術]

古都祝奈良・・・「ことほぐなら」と読ませています。

「時空を越えたアートの祭典」と銘打ってます。 

お寺8カ所とならまちでのアートスペース7カ所で 10/23まで開催されています。

詳しくはこちらでどうぞ。☆☆☆ 

 

まず訪れたのは東大寺です。 

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次に訪れたのは春日大社です。

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書家の紫舟さんとチームラボの作品です。 一度チームラボの作品に触れてみたかったのです。

文字に触れると画像が飛び出してきます。 

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大人が遊ぶのはちょっと照れがあってあんまりはしゃげないものですね。 もう少し暗い方が くっくりみえるんだと思います。

 

巫女さんのかんざしが藤の花をかたどっていてみとれてしまいそうでしたがあんまりじっと見ることもできませんでした。 

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この日は土曜日で100円で乗れる「ぐるっとバス」に乗ることできてずいぶんショートカットできました。  まず近鉄奈良駅から東大寺まで乗り、春日大社からならまちまでこのバスに乗りました。 土日だけの運行です。 15分毎に出ていて多少遅れもありますがとても助かりました。

 


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馬見丘陵公園 2016.10.12 [おでかけ]

馬見丘陵公園へも行ってきました。

フラワーフェスタが開催されていて今年は例年よりも期間が長いような気がします。期間がずれただけかな?

フードコートも例年は土日しかやっていなかったと思うのですが平日にも少しだけブースがありました。

ハートマークでお出迎えです。

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こちらはダリアのハートマーク。先日のイベントの時に生花で 作られたものでしょう。若干色があせてますがまだなんとかみられました。

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ダリア一覧

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ダリアのタペストリー

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水に浮かせたダリアの花

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昨年はコスモスが満開の時の来たのですが今年の花壇はちょっと控えめな感じでした。

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コルチカム

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綺麗な紫色です。ちょっと幻想的で好きな花の1つです。 あまり見かけないように思います。

 

いいお天気で気持ちよかったです。

 

昨年の記事です。☆☆☆ 

 


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藤原宮跡のコスモス 2016.10.10 [おでかけ]

今年も行ってみました。 案内通り5分咲でした。

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よく晴れた空、 秋の空ですね。 

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青空にコスモスが映えます。 

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黄色いコスモス 

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このあたりは黄色と淡いピンクがかった白っぽいコスモス。 清楚な感じ。 

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こちらはピンク系とキバナコスモス。 派手な色同士でインパクトあります。 写真ではちょっとぼけちゃいましたが・・・。

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ケイトウの仲間なのかな? 棒状の面白い形をした植物。 

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もう一度コスモス。

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祝日だったので結構人が来られてました。

 


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宮永愛子 「手紙」 [美術]

京都芸術センターです。 昔の小学校跡を活用しています。

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「ワームホール・トラベル ゆらぐ時の旅」 という展覧会です。

2012年に国立国際美術館で宮永さんの作品をみてファンになりました。 たまたま前日の夕刊 で知って翌日京都へ行く予定だったのでこの展覧会に行くことができました。ラッキ-!

 

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樹脂製のトランクにナフタリン製の鍵が埋め込まれています。 赤い封蝋 で閉じ込めてあってこれをはずすと昇華してなくなるのだそうです。 

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宮永さんの作品にはナフタリンで作った作品が多いようでそれが特徴的だと思っています。 作品を閉じ込めてあることが多いようですが、でもなくなってしまうかもしれないはかなさを感じます。 またそのなくなっていく経過つまり日々刻々と変わっていく姿も面白いのかもしれないです。 

 

新聞の展覧会の案内って会期終了間際のことが多いように思います。 今回たまたま行けたけれどタイミング合わないときもあります。 行けたのもご縁でしょうか? 今回ほんとにグッドタイミングでした。 

 

よろしければご覧ください ↓ 

2012年の展覧会に訪れたときの記事です。☆☆☆ 

 


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はなやか 秋のしつらえ [美術]

京都の東山にある 泉屋博古館(せんおくはくこかん) に行ってきました。

~邸宅を飾った近代美術とテーブルウェア~

住友コレクションを中心に展示されています。 

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木島櫻谷の秋草図屏風がよかったです。  以前邸宅跡の櫻谷文庫に訪れたことがあるのですが動物画が多いイメージを勝手に持っていて今回秋草の屏風で意外な感じでした。

 http://arabesque.blog.so-net.ne.jp/2012-08-19

 

板谷波山の作品も数点ありました。独特の表現です。

テーブルウェアの展示もありましたがああいうたくさんのナイフやフォークを使って食事をされていたのでしょうね。凄いなぁ・・・。

 

それから常設展は青銅器のコレクション展示です。 紀元前の物がほとんどだったように思います。 紀元前にもお酒はあったのですね。 

鳴らしてもいい鐘が展示されており、鳴らしてみました。 思ったより高い音で響いてました。

 

今回初めて訪れました。 私好みの展覧会が少ないこともあって訪れたことがなかったのです。 静かな落ち着いた美術館です。 機会があればまた訪れたいですがどうでしょうか?

意外と新しい建物の感じがしました。 

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 「鋳物体験 -古印をつくろう-」 という催しをみつけて1ヶ月前に申し込もうと連絡したらすでに満席でした。残念・・・。友人に声をかけていたのでせっかくなので展覧会へは行ってみようかということで訪れました。 そういう経緯があったのです・・・。

 

友人とはこのあと別れて私は京都芸術センターに向かいました。

 

 


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篠田桃紅展 「人生は一本の線」 [美術]

阪急うめだギャラリーで開催中です。

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 篠田桃紅さん 103歳。 現役の美術家です。

 

 


一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い

一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い

  • 作者: 篠田 桃紅
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2015/04/08
  • メディア: 単行本

こんなエッセイも出版されています。

 

 

書家 だと思っていたのですがアート作品をたくさん発表されていたんですね。 

「書は読めないと意味がわからないけれど私の作品は書ではないから みてその時々でいろいろ感じてほしい・・・。」というようなことをインタビュー映像の中でおっしゃってました。

 

 

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しゃんとしておられて見習いたいです。

 


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