SSブログ

草乃しずか展 煌めく絹糸の旋律 [美術]


s-20180405_115750.jpg


草乃さんの展覧会へは2回目かと思っていたら3回目でした。最初の驚きから慣れっこになってしまってなんだか当たり前みたいに感じてしまって最初の感動を思い出すようにしました。一針一針集中して刺されていることと思います。


s-20180405_115715.jpg




刺繍するに当たってテーマを決めてそして勉強してそしてイメージを作って刺繍されているのでしょう。今回は「歴史に残る女性たちへの振り袖」を制作されています。


それぞれのイメージを解説されています。 私のお気に入りは「ヴィクトリア女王」の刺繍。ウイリアム・モリスのデザインを刺繍されたと書いてありました。そういう勉強もされているんですね。制作するにあたって染めの提案もされている感じでした。


正倉院の文様を帯に刺繍されていました。帯地に刺繍するのはたいそうチカラのいる仕事だと思います。

鳥獣戯画の刺繍もありました。


桜の刺繍もいくつかありました。




180405k.jpg



オーガンジーにも刺繍されていてどこまで挑戦されるんだ!と思いました。どれもこれも刺繍はもちろんですが色合いも美しいです。


草乃さんは70代だそうでまだまだ頑張られているようです。




このあとどうしようかと思案しました。せっかく京都まで来たのですがソメイヨシノは散ってるし今、桜が見頃のお寺ってあるんだろうか?と思いふと思い出したのが智積院です。京都駅からもまだ近いし、比較的人が少なめなので桜がなくても緑で癒やされるかと思ったのです。 バスに乗っていたらそういえば、智積院の近くに養源院もあったな、と思い出し三十三間堂のバス停で降りることにしました。


また後ほど。



nice!(7)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー