「光琳を慕う―中村芳中」 [美術]
黒田清輝展を観た後、細見美術館へ移動しました。
これも琳派展 XVIとなってます。
今回も行きたいと思いながらなかなか行けなくて6/29までなので行けないかな?とあきらめていたのですがなんとかいくことができました。
「中村芳中」…名前は聞いたことあるようなないような・・・くらいの程度でした。
行ってみると大阪を中心に活動していたことを知りました。
どうりで大阪市立美術館所蔵の作品もありました。
しかも蓮の絵なんですよ。
それも絶妙に上が切られている構図でした。
今まで名前をほとんど知らなかった画家とはいえ、蓮の絵を見逃すはずがないのでひょっとしたら初見かしら?
結構、大阪市所蔵で他の展覧会で初見のことが多い気がするのです。(単に覚えてないだけかもしれないし、遭遇できなかっただけかもしれないのですけどね。)
光琳を慕っていたそうですがなかなかポップで神坂雪佳を思い出させました。
この展覧会を知ったのはNHK「日曜美術館」のあとで美術展を紹介するコーナーでした。
ARATAさんが「大好きな画家です。」っておっしゃっててミーハーで「行きたい!」と思ったのでした。
行けて良かったです。
この美術館は3フロアに分かれていて階段で移動するのです。
なので最初の絵をもう一度観たいと思っても戻る気がしないのです。実際自動ドアなので外からは開かなくて戻れない仕組みかもしれないです。 (戻ったことがないのでよくわかりませんが)
いい雰囲気の美術館だけに残念です。 と、行くたびに思います。