京の夏の旅 2016 夏 その2 [建築]
2カ所目は平安女学院大学 有栖館 有栖川宮旧邸です。
本来、有栖川宮邸 は別の場所にあったものを京都裁判所仮庁舎として利用後、現在の場所に移築して旧京都地方裁判所所長官舎としてしようされていたそうです。現在は平安女学院によって保存されているということです。
現在も授業の一環で使われているそうです。
客間棟
このお庭は「平成の植治」 第十一代 小川治兵衛の作庭によるもの。
客間棟には上段の間があります。
上段の間の横の飾り板
客間棟には矢筈張りといわれる板の間があります。 お能舞台として使われたそうです。よく響くように床下に甕が置かれていたそうです。 上段の間からご覧になったのでしょう。
中庭
この部屋には宣伝もかねて?お香が展示されていました。
かほりあそび。 袋に入ったお香が3カ所においてあってそれらが違うか同じかを当てるもの。 明らかに違う香りはわかりますが同じだったりすると 「?」 と思います。
有栖館の南側に建っている聖アグネス教会。 こちらも平安女学院の教会のようです。
有栖館の東側には道路を隔てて京都御苑があります。
聖アグネス教会のさらに南にある 「大丸ヴィラ」 ヴォーリスの設計によるものだそうです。 いつも門は閉ざさされいますね。
蒸し暑かったけれど曇り空で日差しがましでした。 これらの建物内はほとんど冷房装置がなかったりするので暑かったですが長居するわけでもないのでやり過ごせます。
思いがけず、京都の建物を楽しんできました。
京の夏の旅ではそのほかにも公開されている文化財があります。 9/30まで公開されているところが多いです。