没後70年 北野恒富展 [美術]
あべのハルカス美術館で開催中です。
北野恒富の名前を知ったのはいつごろでしょうか。
確か大阪市で新美術館を建設する準備室があってそれらの所蔵品を展示していた時だったと思います。
大阪で活躍していたのにあまり名前が知られていないように思いました。と言っても他の画家もあんまり知られていないと思いますが・・・。
その心斎橋展示室に入って早々に美人画が展示されていてその肌の白さと艶めかしさに目が釘付けになったのを覚えています。ただその題名を覚えておらず今回再会できるかと楽しみにしていました。
結局「これかな?」という絵が「涼み」でした。
前期は行けなくて全部を観ているわけではないので確証はありませんでしたが今、自分のブログ検索をしたら書いてました。 「涼み」だったようです。
グラフィックデザイナーとしても活躍していたので幅広いですね。
2015年に大阪商業大学商業史博物館で開催されていた展覧会に行ってました。こちら☆☆☆です。
島成園、木谷千種、生田花朝など大阪で活躍した女性画家の絵も少しだけ展示されていました。
森村泰昌さんの作品も展示されていました。
大阪で活躍した画家にもっとスポットライトが当たることを期待しています。
アンソロジー「隠す」 アミの会(仮) [本]
作家11人が「隠す」をテーマに書き下ろした短編集。
アミの会(仮)アンソロジー、第3弾。
『理由(わけ)』 柴田よしき
『自宅警備員の憂鬱』 永嶋恵美
『誰にも言えない』 松尾由美
『撫桜亭奇譚』 福田和代
『骨になるまで』 新津きよみ
『アリババと四十の死体/まだ折れていない剣』光原百合
『バースデイブーケをあなたに』大崎梢
『甘い生活』 近藤史恵
『水彩画』 松村比呂美
『少年少女秘密基地』 加納朋子
『心残り』 篠田真由美
それぞれに読み応えありました。
ちょっと怖かったり恐ろしかったり・・・。
近藤史恵さんの『甘い生活』は人のものをほしがる性癖の女の子が成人してその末路が衝撃的でした。
加納朋子さんの『少年少女秘密基地』は主人公が小学生の男の子の冒険から始まるお話でハラハラドキドキ。真相がわかるとちょっと笑えました。
「それぞれの小説に共通のアイテムが隠されている。」とあとがきに記されていて3篇目で「これかな?」と思ったらそうでしたが2篇目のどこに出てきているのかわからず3回くらい読み直してようやくみつけました。
いかに字面だけを追っているのかを再認識しました(苦笑)
第1弾 「捨てる」
第2弾 「毒殺協奏曲」に続き第3弾なんだそうです。
「捨てる」は読んだのですが「毒殺協奏曲」は未読でした。でも題名からしてちょっと怖そうですね。
池田重子コレクション [きもの]
館内撮影Okでした。
こういうのを「きりばめ」というのでしょうか。すごくオシャレです。
豪華な帯
かんざしや櫛 帯留めなどの展示もありました。
刺繍半襟
ほんとに美しいものばかりでした。
池田重子さん、2015年に亡くなっておられたんですね。
着物で来場されているお客さんが何組かおられました。 そして洋服の方もおしゃれな感じの人が多かったです。こういう展覧会は周りに圧倒されることが多いのでちょっと恥ずかしいですけどね。でもいい目の保養になりました。
馬見丘陵公園のあじさい (6/12) [おでかけ]
花菖蒲園をあとにしてあじさゐ園の方に行きました。
あじさゐ園のそばの広場です。
右手の方に少しアジサイが咲いてますがまだまだこれからたくさん咲くと思います。
あじさゐ園の方のアジサイは花が少なめでした。 花芽が少ないのであんまり期待できなさそうです。一時少なくなって新たに植えられたアジサイが育ってきてるようなので今後に期待しましょう。
この日コンサートが催されていて聴くことができました。 チェロとヴァイオリン、キーボード(ピアノ)のトリオの方(トリオ イリス)の演奏がなかなか良かったです。 MCの方のおしゃべりが関西弁で独特の雰囲気で楽しかったです。
馬見丘陵公園 花菖蒲園 (6/12) [おでかけ]
花菖蒲まつりが6/10~12まで開催されていてきっと見頃と思い行ってきました。
満開でした!
下記の文章、不正確でしたので訂正(削除)します。
花菖蒲自体は水を嫌うそうなのですが水辺に咲いているイメージですよね。 なのでそばには水が張られています。
こういうお祭りの時はやっぱり人が多いです。平日なので少しはましだったのかもしれませんが10時前に着いたらほぼ駐車場は満車状態で10分遅かったら駐車場前で待機しなければいけないところでした。 ギリギリ入れて良かった!です。
いつもこういうお祭りを避けて来ているので見頃前か見頃過ぎだったりするのですがさすがに今日は見応えありました。
このあとあじさゐ園にも行きました。また後ほど。
おまけのコクチナシ いい香りが漂ってました。
長居植物園 いろいろな花 (6/10) [おでかけ]
紫陽花以外の花を紹介します。
ヘメロカリス園
ヘメロカリスはユリ科の植物でニッコウキスゲやユウスゲなどを品種改良した園芸品種だそうです。 上の右下の写真にカンナと一緒に写っている黄色い花がユウスゲです。
睡蓮がたくさん咲いてました。 ここの睡蓮は大きい花でびっくりです。
アサザ
バラ園は残念ながら終わってました。 バラ園のヤシの木(?)を見て思い出しました。大阪市立大学のシンボルツリー、ヤシの木が老木となり危険になってきたので伐採するというニュースを耳にしました。確かにあまりに高く伸びてくると今後どうなるんだろう?って思ったりもします。ただシンボルだけに伐採は残念な思いもありますね。出身大学ではありませんが少しの間アルバイトをしていたのでちょっと気になったニュースでした。
ダブルデライト この花が綺麗に咲いてました。
シナノキ 種が葉っぱの裏にできているのです。
ビョウヤナギ まつげのようですね。
こちらの池にも蓮があります。
この植物園も広くて外周を一周しましたが全部は細かく見られませんでしたが楽しんできました。
長居植物園 あじさい(6/10) [おでかけ]
長居植物園は大阪市内にある市立植物園です。紫陽花を見に行ってきました。
墨田の花火
イワガラミ
ダンスパーティ
カシワバアジサイ
カシワバアジサイの一種でしょうが名前はわかりませんでした・・・。
ガクアジサイとしか表記がありませんでした。
むりやりハート型あじさい
川と樹木がいい感じです。
こちらへ訪れるのは二度目です。まだ色づいていない花もありましたが花芽は少なめな気がしました。 前回の時は奈良の矢田寺に負けないぐらい咲いていたように思うのですが・・・。これからもう少し咲くのかもしれません。
矢田寺のあじさい園は足元が少し怖くなってきて手すりもないので行く自信がなくなり長居植物園でアジサイを楽しんで来ました。
榊莫山と紫舟のシンフォニー [美術]
書は苦手なのですが紫舟さんの作品をみたかったのです。 昨年、今西家書院を見学したときに紫舟さんの作品が展示されていて興味を持ちました。
まずは、榊莫山さんの作品から・・・。
「土」 たった三画なのに奥が深くて何度も書いておられたそうです。
書が達筆なのはもちろんですが画才もあられたようでなかなかの作品群です。
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紫舟さんの作品・・・。 材料は鉄のようです。
こちらは書です。
書と鉄の字の作品をコラボしたもの。
「風神雷神鶏図」 鳥は苦手であんまり凝視しないのですがこの作品は凄かったです。
それぞれに個性があって面白かったです。
興福寺国宝特別公開2017 [美術]
阿修羅像が公開されているということで行ってきました。 朝日友の会で半額でした。 運慶展は東京国立博物館で開催予定です。
ずらりと並べられた仏像群は壮観でした。 パンフレットと仏像を見比べて名前を確認するのですがなかなか覚えられませんね。雨のせいかほどほどの人出でした。
阿修羅像と対面するのは何十年ぶりでしょうか? 家族で来たような気がするので小学生か中学生くらいだだったのかな?
龍燈鬼など何点かは秋の公開の時は東京へおでましされるので春の公開だけだそうです。 やっぱり東京優先なんですよね。秋の後期に行こうかと迷ってましたが今回行ってよかったです。そういう案内がHPでは確認できなかったですね。
五重塔
東金堂では本尊の薬師如来坐像、日光、月光菩薩像、四天王立像などが安置されています。そして仏頭も特別安置されています。こちらのパンフレットはないのでネットで調べて書いてます。 パンフレットあったのかな? 堂内では間近でみられるのはいいのだけれど狭くて全体像がみられなくて残念な感じです。
南円堂
北円堂 正面の写真が撮れなかったので横からの写真です。
地図を見ていたら三重塔があることを知り行ってみました。 なんだかひっそりと建ってました。
以前「ブラタモリ」で奈良の案内の時、興福寺がかなりの強権力で他の寺院を圧倒したという話を聞いてからその広大な境内をみるとあらためてその権力の凄さをまざまざと感じました。
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夏毛の時は斑点があるんだそうです。 今回写真におさめることができました。
裁判所の前庭で一心不乱に何かを食べてましたよ。
このあと「榊莫山と紫舟のシンフォニー」が開催されている奈良県立美術館に行きました。また後ほど。