金戒光明寺の紅葉 [おでかけ]
今回思いがけず京都市美術館へ行くことになり、帰りにどこか紅葉狩りをしたいと思いました。
そしてふと頭をよぎったのがこのお寺です。「こんかいこうみょうじ」と読みます。
昨年NHKの「仕事ハッケン伝」で漫才師の川島明さんが庭師に挑戦してこのお寺で新しいお庭のプロデュースのミッションを受けて完成されていたのでした。
なかなかの力作で見たいと思っていたのですが、常時公開されていないのでした。
ふと思い出して調べてみるとちょうど公開されていたので是非とも行きたいと思い行ってきたのです。
「ご縁の道」という命名です。
しかし、由緒あるお寺のお庭のプロデュース、大変そうでした。
番組内で造園会社の社長さんもおっしゃってました。
「怖かったです。ただ彼の感性を信じて賭けるしかない。」
この写真ほんとうは反対側から撮るべきでした。
左の道は造園会社の方が製作され、右の道が川島さん製作です。
その過程の写真も掲示されていました。
川島さんの方は素朴な感じがします。
やっぱり年季の入った造園師の道は洗練されていて「隙がない」感じがしました。
その比較もまた面白いです。
お庭自体が広くてほかの所も楽しめました。
紅葉もありました。
山門の裏側です。
方丈
三重塔
このあと、紅葉でとても有名な真如堂へも行けそうだったので歩いて行ってみました。
こちらもちょうど見頃でしたよ。
後ほどアップします。
竹内栖鳳展 後期 [美術]
前期に観に行ったのですがやっぱり「班猫」が観たくて行ってきました。
今回はちゃんとチケットショップで前売り券を購入しておきました。前売り料金より20円安かったです。
他の展覧会で人気がないのか前売り料金よりぐっと安くなっているものもありました。
さてさて
お目当ての「班猫」
本当の漢字は「斑」なのだけれども竹内栖鳳が裏書に「班猫」と書いていたのであえて「班猫」としたそうです。
確かに「班」ではおかしいのだけれども全然気づいてませんでした。
思ったより大きい作品でした。というか空白部分が大きかったです。
そういえば、「美の巨人たち」でなんか説明していたなぁ・・・。
でも忘れてしまいました。
あと、気になった作品。
「富士図」 本間美術館所蔵の屏風。
富士の絵といえば横山大観が有名ですがそれとはまた違っていて良かったです。
驚いたのが大阪歴史博物館が 「獅子図」 を所蔵していたこと。
暦博がなんでこういうライオンの屏風を持っているの?
美術館ならわかるけど大阪に関係ないのに・・・なんて思っちゃいました。
美術館に移管してもっと公開してほしいです。
この「獅子図」2頭描かれていて1頭は飛びかからんとする勢いのあるライオンでした。
2点とも絵葉書があれば購入したかったのですがありませんでした。
画像も探したのですがなくて残念です。
入れ替えがあって展示位置が変わっている作品もあり、展示替えも大変ですね。
いつもこの美術館に来ると写真を撮りたくなります。
素敵な建物です。
このあたりの紅葉も進んでましたよ。
このあとは紅葉狩り第二弾です。