「うるしの近代」 [美術]
秋草の蒔絵が大好きでそんな作品に出会えるかと思いバルテュス展のついでに寄ってみました。
なんとも地味な展覧会。
日常生活で使ってるのはおみそ汁のお椀くらいです。
いいものは素敵だけれどお値段が高くて日常にはとても使えないです。
かといって飾っておくような家でもないし・・・。
うるしの製作に携わっている方々は技を受け継ぎそして後世に伝えていかないといけないし、なおかつ新しい息吹も吹き込まないといけないし・・・。
後継者不足も多い昨今、頭の痛いことかもしれないです。
そんなことを感じた展覧会でした。
神坂雪佳の図案はいつみてもいいですね。
浅井忠も図案家として活躍していたのを初めて知りました。洋画家の浅井忠ですよね?
素敵な作品も多数ありましたが訴えたいポイントが伝わってこなくてちょっとインパクトが弱かったです。