学園前アートウィーク その1 [美術]
11/7(土)から11/15(日)まで開催されていました。現代アートのイベントだったようですがその会場が私の興味を引きました。まずは大和文華館 文華ホールです。
大和文華館の敷地内にある小さいホールですが何かの会場として使われていない時以外は入れないのです。 この建物は辰野金吾によって設計された奈良ホテル・ラウンジの一部(明治42年[1909]建築)を移築されているのだそうです。
普段は入れない所に入れると聞いたら行きたくなります。
入口の上にあるステンドグラス
建物内。思ったよりシンプルな感じでした。 作品が展示されています。
入口と反対の方にあるステンドグラス
入ってみると「あぁ、こうなっているのか。」と思ったほどの感慨はなかったのですがそれでも貴重な機会に遭遇できてよかったです。
このあと 浅沼記念館に向かいます。建設会社で有名な浅沼組の社長宅だった家です。
学園前アートウィーク その2 [美術]
大和文華館、大和文華ホールの次は浅沼記念館です。
記念館となっていますがこちらも普段は公開されていないそうです。
雨で濡れて読みにくいですが「浅沼組」と彫ってあります。
こちらでは広いお家なのでそれぞれの部屋毎に作家の作品が展示されています。 どれが展示品でどれがもともとあった物なのかわからないのがちょっと難点です。
家屋内の地図が渡され、作家名も案内されているのですが出るときに回収されるのでもっとちゃんと見ておけばよかったと思いました。
ランダムに載せていきます。
畳の代わりに作品が・・・。 石かと思いましたが違いました。 ボードに描かれているようです。
下の表彰状も作品だと後で知りもう一度見に来ました。 糊で字を書いてその上に砂をおいてあるのだそうです。言われないとわかりませんでした。 最初見たとき、なんで浅沼さんの名前じゃないのかな?とは思ったのですけれど。
本日の圧巻だった作品の一つ。写真ではわかりにくいと思うのですがコップや湯飲み茶わんに穴をあけてレース糸を通して編みこんでテーブルセンターと一体化されているのです。実際に見ても「どうなってるの?」と不思議でした。
花の方はテーブルセンターとコラボです。
外の眺めもいいです。 そっと作品が置かれています。
胸像の胸になにやらついてます。 これを見て不思議に思っていたら胸のアクセサリー?も作品だったようです。
こちらは茶室です。左側にあるのは蛍光灯。 幻想的でした。
2階ではちょっとびっくり。
レース編みの作品と同じ作家でしょう。
カーテンと椅子とファーが一体化されています。
なんだか不思議な気分でした。
でもそれぞれの作家さんたちが一生懸命創られているということはひしひしと感じました。
学園前アートウィーク その3 [美術]
3つめの会場は中村家住宅。
空き家を利用しての展示です。
なんだか凄い作品です。
実は作品よりも部屋に活けてあったお花が素敵でみとれてました。
花材も珍しいですし、こんな風に私も活けられたら、と思いました。
こちらはこの家にある家具です。琉球家具だそうです。
引き出しの中にも作品があります。
お庭には手水鉢がありました。
さすが学園前の邸宅です。
今は住んでおられないそうです。この先、取り壊されるのでしょうね。