DANSHI 清川あさみ 「男糸」 展 [美術]
阪急うめだギャラリーで開催中です。
お名前は知っていたのですがどんな方なのかは知りませんでした。
そして「写真に刺繍をする人」と知り、この人だったのか、と思ったら行ってみたくなりました。
画家ではなかったのですね。
そもそも「写真に刺繍?」ってその発想も凄いですがやはり違和感があります。。
でもそれがステキな刺繍だったら写真が生きてきます。
今回男性モデルにはあまり興味がなかったのですがそれぞれのモデルに対してどんな印象で刺繍をされているのか興味がわきました。
男性写真の作品の他にもたくさん展示されていてこちらも面白かったです。
あえてピンボケに写した写真に刺繍を施すことによってなんだか別の作品になっていきます。
1人の裸の女性に何種類も刺繍方法を変えていてる作品も面白かったです。
着せ替えみたいな感じですね。
なので刺繍の仕方によって作品のイメージも変わってきます。
作品の裏が少し見えたので覗いてみたら裏も綺麗なんですよ。
刺繍が上手だった叔母の作品も裏が綺麗に始末してあって驚いたことがありますが、刺繍をされる方にとっては多分当たり前のことなんでしょう。
布に刺繍をするのもそれはそれで大変なことなんでしょうが写真に刺繍するのもなかなか難しいですよね。
糸の引っ張り具合とか。
昨年、これの女性版の展覧会があったようです。
ポスターをみることができましたが私は「パス」してますね。
実際、私の目に触れていたのかしら?
男性版の方がシンプルで好きです。
お客さんは若い女性が多かったです。
しかも赤ちゃん連れの方を2人みかけました。