「ちりとてちん」最終回 [テレビ]
今日は淡々とさくっと終わりましたね。
15分だといたしかたないです。
そして最終回みたいな回が既に何回もありましたからね。
昨日の時点で出産を機に落語家を辞めて「おかあちゃんみたいになりたい」という言葉には正直驚きました。
「えええ!!!」
このことについてはやっぱり賛否両論あるようでしたね。
でもでも改めて考えてみました。
福井を出るときに「お母ちゃんみたいになりたくない!」というセリフが私には納得いくものではなかったからです。
名場面にもこのシーンが出てきましたが何度見ても「なぜ?」「おかあちゃんのどこをみてなりたくない?」と感じていたからです。
具体的な説明がなかったですよね。
そして昨日の「おかあちゃんみたいになりたい」と言ったあとにその説明がありました。
脇役である「お母ちゃん」にスポットライトを当てたかったのかな?と自分なりに納得した次第です。
喜代美がめざす「お母ちゃん」は我が子のお母ちゃんだけでなく徒然亭のお母ちゃんでありひぐらし亭のお母ちゃん(おかみさん?)であるわけだから専業主婦ではありません。
不器用な喜代美には二足の草鞋をはくよりも一旦は退いて裏方に回るのもいいかもしれないですよね。
落語家の修行をしたからこその女将さんの味が出せるかもしれません。
また落ちついたら復帰するのもありだと思いますし。
半年間スゴク楽しませてもらいました。
脚本もよかったし俳優人も適役で演技派ぞろいでよかったです。
たいてい新人さんが出てると「???」「!!!」という思いがするものですがそういう方もおられませんでしたし、最初「なぜこの俳優さん?」と思っていてもあとで納得する場面が出てくるんですよね。
そういう意味で和久井さんは違った意味でヒロインだったのかな?と思いました。
今までのイメージを覆す役柄でしたし、好演されてましたね。
貫地谷しほりさんの演技には渡瀬さんもべたほめでしたがあのドラマをしょってたってましたね。
朝ドラでもう1つ楽しみにしている新人男優さん。
今回は青木崇高さん、加藤虎ノ介さんという素敵な俳優さんを知ることができました。
皆さんの今後の活躍を楽しみにしたいと思います。
「ちりとてちん」収録セット一般公開 (3/3) [テレビ]
大阪城梅林から歩いてNHKに向かいました。
10日間だけの公開ということで行って来ました。
本来これが目的だったのです。
(梅見はついでだったのです・・・。)
このセットで撮影してたのか…とまた感慨新たです。
思ったより狭いんですよね。
玄関のところにも「ひぐらし」の紋があるのに気がつきました。わかるでしょうか?
小道具に目がいきます。
これは「草若落語全集」 顔写真がとってつけたようです。(笑)
多分最終段階のセットなのでちょっとネタばれのものもあったりしてて・・・。
こんなにはまってしまい放送が終わった4月にはどうなるのか。(笑)
「ちりとてちん」 ファン感謝祭 [テレビ]
たった30分でしたがテレビでその一部分を見ることができました。
本当に皆さん仲いいですよね。それはその場にいなくてもテレビでも伝わってきます。
想い出のシーンが出ると思わず、「あ~、あったよねぇ~」と思い出します。
その裏話も聞いて改めてみると新たな感動(?)がでてきます。
茂山宗彦さんの想い出のシーンは意外でしたね。
京本さんと松重さんの兄弟のジーンと来るシーンでした。
その円周率が何桁でしたっけ?スラスラと松重さんはなんのよどみもなく言っておられたことのスゴイこと!
その円周率が後々の宝くじとからめてあったと聞いてまたもやびっくりでした。
どのシーンをとってもいいですよね。
そういえば、完全版DVDが発売されるそうです。
またもう1度ゆっくり観たいという気持ちにもなります。確かにどのシーンも切り落とせないかもしれません。
特に最初の方は流して観てた方も多いのではないかしら?
私がそうでした。
でもお値段が・・・。
3巻買うとなると5万円以上もします。
恐らく後に放送される総集編で我慢しますか・・・。
思案のしどころです。
ちりとてちん 107回 [テレビ]
先週に師匠の命が長くないと暗示され、今週はいよいよ師匠が倒れて弟子達も知るところとなりました。
今日はその弟子達の悲しみがセリフなく演じられその悲しみがひしひしと伝わるだけに涙。涙。でした。
そして1番弟子の草原役の桂吉弥さんにとっては実際に師匠を若くして亡くしておられるだけにその悲しみがまた蘇っているのではないかと思いこちらまで泣けてしまいました。
どなたかがブログで書いておられましたがこのドラマ、現実とオーバーラップするところがあり奥の深さというか残酷というか。そんなことを感じてしまいます。
小草若役の茂山宗彦さんも狂言師の「家」の長男。
今日の話の中でも父親の名前の重さを吐露しているセリフがありましたし、昨日の106回の中で伝統芸能を継承して伝えていくことの難しさの話がでてましたがそのときのセリフ「そこが伝統芸能の難しいとこです」を彼が言ってるのは重みがありますし、それを彼にセリフとして言わせるところがこの脚本の別のすごさでもあると思いました。
渡瀬さんも師匠というよりはお父さん的でとてもいいですよね。早々も四草も親の愛に飢えてる生い立ちで師匠によって不足していた愛情を今、受けている感じがして心が温まります。
それだけに今週はみるのが辛いです。
土曜スタジオパーク(1/26) [テレビ]
今日1/26の特集は「ちりとてちん」
ゲストは小草若役の茂山宗彦さん、四草役の加藤虎ノ介さん。
お二人とも緊張気味でしたね。
ゲストにスポットを当てての「ちりとてちん」の編集でした。
私が見たかった四草が徒然亭一門に復帰する場面がピックアップされていて大満足。
加藤さん、最近は「ヨンさま」と呼ばれているほど人気急上昇中らしいですよ。
確かにね。でもきっとあのニヒルな役がいいのかな?なんて思います。
明日(1/27)までNHKの携帯サイトで茂山さんと加藤さんの待ち受け画面がダウンロードできるそうです。
本当にこのドラマ目が離せない。
落語を知っていたらもっと楽しめるでしょうに。
先週の朝日新聞の日曜版に「ちりとてちん」が取り上げられてました。
その記事の担当者は前作の「どんど晴れ」の方が良かったと書いておられました。
やっぱりそういう人もおられるんですね。
「ありえへん!」ということがついていけないのかな?
それがおもしろいのになぁ。ちょっとオーバーなところもありますけどね。
ヒロイン以外の人生もきちんと描かれており、そしてそれらがヒロインやその周りの人々の人生ともかぶさって奥の深さをみせてくれています。
今までBGMも聞き流していましたが、前の「聞かせてよ愛の言葉」に続き、今回は「翼をください」の英語バージョン。「カノン」さんが歌われているとか?
美しい澄んだ声が印象的です。
あと約2月。今後の展開も楽しみです。
3月末には終わっちゃうのが寂しいですよ~。
「ベスト盤ちりとてちん」 [テレビ]
3ヶ月間のお話をコンパクトにまとめてありました。
小草若が泣きながら、高座を降りてしまい、その後に草若師匠が急遽高座に上がった場面にはまた涙してしまいました。
個人的には弟子達が草若一門に復帰するエピソード、特に四草のエピソード、九官鳥の平兵衛が落語の一節をしゃべって四草が泣き崩れるところをもう1度見たかったんだけれどなにせ50分足らずではそこまではピックアップされませんよね。
総集編には取り上げられるでしょうか。
前半は喜代美が落語家をめざしていたので大体の流れは想像できましたが後半は何が一体起こるのか?楽しみです。
ただ、恋愛モードはあんまり期待してないのでそのあたりは適当に切り上げてほしいな、という気はしています。
最近ベタベタな感があるのでもう少しきりっとしてほしいのです。
以前ほど泣けなくなりました。
ま、泣く必要もないんだけれど・・・。(笑)
じわじわと視聴率も上がってきたようです。
一説には「流してみられない」という欠点(じっとみていないとおもしろさがわからない)で視聴率が上がらないという意見ももっともかな、という気がします。
出演者の皆さん、演技派揃いで「さすがだな・・・。」といつも見惚れています。
これからどんな展開になるのか本当に楽しみです。
今日の「ちりとてちん」 第48回 [テレビ]
今日もまた涙。。。
ようやく弟子入りが許されたのね~。
以前に他のお弟子さんの弟子入りが許された話があったあと、喜代美の場合はどんな風な稽古の付け方をされるのかなあ・・・?と思ってました。
師匠の草若さんが喜代美の父親に言ったセリフ。「大変だっせぇ。これから。あんたも私も・・・。」
クールな四草さんも妹弟子ができてまんざらではなさそうでしたね。(^^
あのテープがまたしてもポイントとなりました。今週のタイトルは「袖振り合うも師匠の縁」でした。
それにしても貫地谷しほりさん、お上手!
「ホントに寝てしまった。」というのがあの場面だったんですね。
HPでばらしておられましたがいやぁほんとなのかな?
寝てるときのむにゃむにゃも本当に自然で見入ってしまいました。
「スタジオパークからこんにちは」では渡瀬恒彦さんも松尾貴史さんもべたほめでしたよね。
いやぁ、街でスカウトされた少女がこんなに演技派とは恐れ入ります。
いっぱい勉強されたんでしょうか?天性の物なんでしょうか?努力もいっぱいされてるんでしょうね。
来週の予告編をみているとまた涙なくしてはみられそうにないですね。
今回のドラマ、私の好きな方がたくさん出演されていて嬉しい限りです。
松重豊さんも「離婚弁護士」以来ファンです。
その松重さんのブログをみつけました。これがまたおもしろい!
楽しみがまた増えました。
今日の「ちりとてちん 第42回」 [テレビ]
いやぁ泣けて泣けて泣けました。
あの「愛宕山」のテープの演者が草若であったことは既に承知していたけれど、それだけでも感動的であったのにあのおじいちゃんと喜代美とのつながりであったそして臨終の場でも聞いたあのテープの演目が今、ここでその家族の前で演じられているのです。
しかも草若の思いがけない復帰の高座で。
これが泣けなくてどうします?
折しも朝日新聞のコラムで島崎今日子さんがこの番組について書かれてました。
島崎さんにしてはちょっとべたな感じがしましたがもうちょっと違うところをつついてほしかった・・・。(笑)
桂あやめさんを彷彿とさせるのですか。あやめさんの弟子入りの話もおもしろいと書かれてありましたがそれについては知りませんでしたが気になります。
それから
弟子が苦労して開く落語会があるというのに草若はあくびをしていて喜代美のお母さんに「何してますのん?」と言われ「あくび」と答えたのもおかしかったけれどそのあと、「何を眠たいこと言うてますのん?」
これって「ねぼけたこと」のことですよね?
つっこみどころだったんですよね。
11月初旬にあった?「土曜スタジオパーク」のちりとてちん特集を見逃してしまい、悔しいな。
今後の展開が楽しみです。
「ちりとてちん」 [テレビ]
NHK大阪局が製作しているのでなんとなくみてたのですが舞台を大阪に移してから俄然おもしろくなってきました。
「そんなあほな!」と突っ込みたくなることが多々あるのですが、それがねらいで術中にはまってるかな?
ヒロインの貫地谷しほりさん、よくがんばってますね。
相手役の青木崇高さんもヒロインを食うほどの熱演です。
ヒロインがやがて落語家を志すドラマなので時々落語のエッセンスが盛り込まれているようです。落語に詳しくないのでピンとこないのが残念です。
最近は毎回ウルルウル状態です。
ハンドミキサーや九官鳥などその時はスルーしてしまう小道具なのですがそれがあとで泣かせるポイントとなってくるのです。
ところで
落語家草若の役をされてる渡瀬恒彦さん、大阪弁のセリフを聞いていたらふっと大昔、子どもの頃?見たドラマを思い出しました。
渡哲也さんと双子の兄弟役で確か対照的な兄弟を演じておられたような・・・。
ネットで調べたらこれが出てきたんですよ。
花登筐(はなと こばこ) 作「あまくちからくち」という1971年のNHKドラマです。
花登筐を知る人も少なくなってるでしょうね。
ちょっと懐かしく思い出しました。
そして目が離せないドラマとなってます。
おまけ。
新聞のテレビ欄、朝はちゃんと「ちりとてちん」と書いてあるのにお昼の再放送は「ちりとて」と略してあるのです。スペースがないわけでもないのになんで省略するのかなぁ・・・。気になってしかたがないのです。(笑)